tsuzuketainekosanの日記

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『ジョジョの奇妙な冒険』を語ってみる~主観しかない記事(笑) 中編

と言うことで、3部が再放送されているのを記念して、昨日に引き続いて今日も主観オンリーで語っていきますよ、『ジョジョの奇妙な冒険』!

 

昨日は、私と作品の出会いなどについて語ってまいりましたが、中編と後編の2回は、各部の魅力などについて語っていきたいと思います。はい。まず中編の今日は1部から3部までの各部の魅力について語っていきます。

 

一応、漫画も読み、アニメも見てきた私ですが、正直、あのー、こー、『ジョジョの奇妙な冒険』に超絶、詳しい方からすれば、本と、まったくのひよっこです(ちーん)。なのであのー、本と、生暖かい目で見守っていただけるよう、お願いいたします(土下座)

 

ではでは早速。第1部について語ってまいります。

第1部は言わずもがな『ジョジョの奇妙な冒険』、始まりの物語でございます。

1部は19世紀のイギリスが舞台なのですが、何と言うか、その当時の洗練された雑多さとか、猥雑さ、怪しさのようなものが物語全般に漂っているようで、まず私はそこに惹かれます。

ジョジョの奇妙な冒険』って、その舞台となる土地の雰囲気も、ものすごく丁寧に描かれていますよね。その土地の景色や料理、あるいはそこで暮らしている人たちの姿などは勿論なんですが、何と言うか、こー、その土地の空気のようなもの、その土地のにおいのようなものすら感じさせる時があって、本と、読んでいてちょっとした旅行気分を味わえるような気にすらなります。はい。そう思うと、1部から、既にそうした魅力と言うのはしっかりと作品の中に詰め込まれていたわけですね。

 

そして1部のもうひとつの魅力は、やはり主人公ジョナサンと、一族の因縁の相手となるディオの出会いが描かれていて、ふたりの青春物語であると言う点だと思います。

いやぁ・・・アニメてみた時の、ディオのキャラクター性、子安武人さんの演技ってのは、本と、強烈だったなぁ。まさしくカリスマ性あふれる悪の魅力たっぷりで。で、また、それに対峙するジョナサン演じる興津和幸さんの演技も、本当に原作通りで。

こー、正義感が強く真面目すぎるくらいに真面目で、やさしく愛に満ち、けれどどんな困難にも屈しない、とても強い心を持ったジョナサンと言うキャラクターを、本当に見事に演じきられて。1部のラストは、本と、泣いた、泣いた。

ジョジョの奇妙な冒険』そのアニメにおいては、とにかく声優さんの演技の応酬が素晴らしいの一言なのですが、その歴史もまた、この1部から始まったのだと思うと、本当に感慨深いものがありますよね。

 

ジョナサンがディオに会わなければ、この壮大な物語は生まれてこなかった。けれど同時、ディオがジョナサンに会わなければ、この壮大な物語はまた違ったものになっていたかもしれないわけで、うーん、それを思うと、まさしく運命の出会いですね。

 

そしてお次は第2部です。2部の魅力は何と言っても、ジョセフのキャラクター性だと私は思います。いや、本と、『ジョジョの奇妙な冒険』の主人公、一族の中でも、異色のキャラクターと言っても良いでしょう、ジョセフは。

とにかく軽い性格で、明るい。気性が激しく、人をちゃかすような言動も多く、だけどどこか憎めない。しかもどこか切り部会、人情に篤い一面も持ち合わせていて、うーんほんと、歴代主人公の中でも、異色の主人公だと私は思う。

そして杉田智和さんのジョセフは、本当にそうしたジョセフの軽快さ、食えなささ、切りなどに熱い一面などを巧みに演じ分けられていて、興津ジョナサンと、非常に対になる形でアニメの盛り上がりを、更に継続して頂いたように感じます。

 

勿論、敵役カーズを演じられた井上和彦さんの強キャラっぷりや、とにかく『あぁ~、佐藤拓也さんの演技だよ。もう、これは適役としか言いようがないよなぁ』と、杉田ジョセフとのコンビネーション、その性格の対比具合がとても鮮やかだった、シーザー役の佐藤拓也さんの演技、その他の声優さんの演技も、本当に印象に残っています。シュトロハイム役の伊岡丸篤さんの演技とか、もう、凄すぎて笑うしかなかったよ。

佐藤シーザーの、あの激闘の末の最期と言うのは、本当に胸に来たなぁ。どこまでもジョセフのキャラクターに引っ張られて、どこか明るい雰囲気満載の2部だからこそ、彼の最期で『あぁ、物語もいよいよ終わりに近づいてきているんだ』って言うのを、実感したと言うか。はい。

 

全てが終了して、でもどこかもの悲しさが余韻として残る、そんな終わり方が多いような気が『ジョジョの奇妙な冒険』には思うのですが、それがなく、死んだと思われていたジョセフが姿を現して最後までにぎやかに、と言うのも2部らしいよなぁ。そしてそこから、時を経て年老いたジョセフから3部の幕が上がる、と言うのも最高です!

 

と言うことでお次、3部の魅力ですが、これはやはり、男ども(あえてのこの言い方です)のロードムービーを見ているような楽しみがある、と言った点にあると思います。宿敵、ディオを今一度、倒さんために。そのために長い旅路を行く彼らの物語と言うのは、時に賑やかで、時にシリアスで、波瀾万丈、いくつもの危機に見舞われながら、それでも各々の能力を武器に、あるいはチームワークでそれらを乗り越えていく。

そんな彼らの旅路を視聴者として見ていた私は、とにかく毎週、彼らと一緒に旅をしているような、そんな楽しみすら味あわせてもらっていましたし、それこそ、行く先々の光景や、その土地の雰囲気なんかも、本当に丁寧に描かれていて、いや楽しかったなぁ。そしてまた、その中ではぐくまれていく男たちの熱い友情と言うのは、本当に胸を熱くさせられたし、何と言うか単純に『羨ましいぞ!』と言う思いにもさせられたのですよ。うん。

 

そして3部と言えば、1部や2部に比べると、出てくる敵の数が多いと言うのも魅力のひとつだと思います。と言うか、3部からは本格的にスタンドバトルが繰り広げられるわけで、敵側の能力も本当に多岐にわたってきますよね。このあたりのバラエティの豊かさと言うか、個性の豊かさと言うのは、荒木先生の発想力、想像力の素晴らしさをまざまざと感じさせられるような思いがします。すごいよなぁ。どうしたら、あれだけのアイディアを思いつくんだろうか。

そしてそんなアイディアの塊である敵キャラクターは、しかし敵キャラクターであるが故に、一時の活躍だけで出番が終了してしまう、と言うのもこれ、よくよく考えたらめちゃめちゃ勿体ないし贅沢な話だよなぁ~。でも、それ故、倒されてもなお印象に残っていて、だからこそ『ジョジョの奇妙な冒険』の魅力のひとつに、敵キャラクターの存在を挙げる人が多いんでしょうね。はい。

 

わいわいがやがや、いくつもの危機に見舞われながら、しかし体力と知力、そして強運とチームワークを武器に、それらを乗り切って、少しずつディオに近づいていく承太郎たち。そのロードムービーのような雰囲気が、しかし少しずつ、緊迫度を増していき、そしてある戦いを機に、がらっ、と様相を変えるのです。そしてそこからディオとの最終決戦になだれ込む物語と言うのは、もう読んでいてひりつくような緊迫感に満ち満ちています。更にディオとの戦いでも大きな悲しみが待ち受けており、この辺りの物語と言うのは、彼らの旅物語が、たとえ危機に見舞われたとしても、どこか楽しく、明るいものだったからこそ、敵もコメディさを感じさせるキャラクターが多かったからこそ、より一層、胸にくると言うか、正直、漫画で読んでいても、アニメで見ていても辛かった・・・。

 

その物語としてのドラマティックさ。緩急の付け方。万感の思いが込み上げてくるような、悲しみが余韻として漂っているようなラストと言うのも、3部ならではの魅力だと思います。はい。

 

犬好きとしては、とにかくイギーがめちゃめちゃ好きです。ってか、初登場時と後半のビジュアルの変化は、一体、彼の身に何が起こったんでしょうか(笑)。

 

そしてやはりこの部も、声優さんの熱演が素晴らしかった!承太郎一行のチームワークは勿論ですが、彼らの前に立ちはだかる敵キャラクターのCVを担当された声優さんの演技も、本当に毎回、毎回、魅了されたなぁ。その中でも私は特に、初めて聞いた時『!?』となった福圓美里さんのイギーと、冷酷非道、まさしく最終決戦前の敵キャラとして相応しい、圧倒的な力を見せつけたヴァニラ・アイスを演じられていた速水奨さんの演技が、特に印象深いです。

 

うー・・・なんかこの組み合わせを書いているだけで、もう泣けてくる・・・。

 

はい。そんな具合で、私なりの1部から3部までの魅力を書いてみましたが、いかがでしょうか?正直、なにひとつ、魅力を伝えられていないような気しかしないのですが(遠い目)もうアレです。

 

早い話が、原作を読んだことがない人は、原作読んで。もしくは、アニメ見て(どーん)

 

はい。

その一言に尽きます・・・ってか、ならば一体、この記事の意味とは・・・(遠い目)

 

と言うことで、お次はラストですね。

ジョジョの奇妙な冒険』の魅力を主観だけで語る記事、ラストは4部から6部までの魅力を語ってみたいと思います。

よろしければ、引き続き、お付き合い下さいね~。

 

ではでは。今回はここまで。

読んで下さりありがとうございました!