tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

1が付く日は~私の読書録が解き放たれる日だよ

 はい。今日はお勉強会。と言うことでフルタイムでお店に行かなければいけません。そして明日からは4連勤。これって実質5連勤じゃんね。

 

何が悲しくて、働いている店に5日連続で行かなきゃならないんだって話ですよ。

ってか土日休みの方は、5連勤が当たり前なのか。

私には無理だ(ちーん)

 

と言うことで本日は11日。なので私の読書録がネットの大海へと解き放たれる日です。本日は2005年どの読書録を一気に放出しようと思います。

 

では早速スタートです。

 ・福井晴敏『6ステイン』・・・福井先生の短編集。とは言えども、その重厚感は長編に勝るとも劣らない。

 

芦辺拓『切断都市』・・・当時の合併ブームに、一石を投じるようなお話でした。本と、当時は右を見ても、左を見ても合併、合併だったもんなぁ~。

 

本多孝好『真夜中の五分前 Side A/Side B』・・・私が愛した人は誰だったのか。

 

桐野夏生『I`m sorry mama』・・・最後に明かされた真実に、救いようのなさを感じました。

 

あさのあつこ『バッテリー 6』・・・ただそこに、白球と18.44メートルの距離があれば、それでいい。

 

東野圭吾さまよう刃』・・・どんなに、どんなに推測しても、被害者の痛みは被害者にしかわからない。だからこそ、そこに思いを寄せることは絶対的に必要だ。

 

垣根涼介『クレイジーヘヴン』・・・その瞬間、鮮やかにフレームは溶けていく。美しいほどに、手前勝手な男と女の物語。

 

米澤穂信『春季限定イチゴタルト事件』・・・題名から連想されるスイートさとは裏腹、小鳩さんにぞっとするミステリです。

 

佐藤友哉鏡姉妹の飛ぶ教室』・・・お帰りなさい、佐藤友哉

 

西尾維新ネコソギラジカル 十三階段』・・・さぁ、おひらきのはじまり、はじまり。

 

石持浅海『BG、あるいは死せるカイニス』・・・男に成る。それが生み出した、悲しい事件。

 

道尾秀介『背の目』・・・あのメッセージから始まった、道尾秀介のデビュー作。またこのシリーズ、書いて下さらないかなぁ。

 

五十嵐貴久『TVJ』・・・幅広く活躍されている作家さんになられたなぁ。

 

沼田まほかる『九月が永遠に続けば』・・・不快作家(褒め言葉です)のデビュー作。デビュー作にして、不快で、そして息苦しいくらいに地味でリアル。

 

太田忠司『月読』・・・とても綺麗な話でした。タイトル通り。

 

有栖川有栖『モロッコ水晶の謎』・・・表題作の推理展開がめちゃめちゃ好き。非現実的だけど、でも、とてつもなく論理的なんだよなぁ~。

 

霞流一『羊の秘』・・・隠された羊の一面にどっきりですよ。ところで、霞先生も最近、お名前をお見かけしない気がするのですが・・・。

 

恩田陸『ユージニア』・・・本当の意味での、ミステリ、な作品だと思う。

 

・加藤実秋『インディゴの夜』・・・望むドラマ化、と当時の感想には書かれてありましたが・・・ドラマ化、されましたね。ホスト達大活躍の、人情ミステリです。

 

野崎六助風船爆弾を飛ばし損ねた男』・・・小説と言うよりも、何か論文とか、そう言ったものを読んでいる感じでした。

 

・倉坂鬼一郎『冥い天使のための音楽』・・・すいません・・・私にはついていけませんでした・・・。

 

・山本甲士『とげ』・・・指に刺さって、放っておいたら埋もれてしまったとげ。それを思わせるような作品です。

 

大倉崇裕『やさしい死神』・・・落語ミステリの始まりのような気がします。

 

・新井政彦『ユグノーの呪い』・・・舞台の派手さしか印象に残っていないよ・・・。

 

獅子宮敏彦『砂楼に登りし者たち』・・・歴史ミステリ。ロマンたっぷりでした。

 

伊坂幸太郎ラッシュライフ』・・・ひとつひとつの物語に溢れる、豊かな言葉たちがラストに向かって収束していく感じがたまらない!

 

光原百合『最後の願い』・・・劇団Φの物語、また読みたいなぁ。

 

山田正紀ロシアンルーレット』・・・静謐で、不気味で、不穏な話。当時は、山田先生のハイテンションに驚いた記憶が(笑)

 

有栖川有栖『海のある奈良に死す』・・・この作品の、犯人の心情をあらわしたある一行が、とても好きです。今でも、事あるごとに思い出すことがあります。

 

真梨幸子『孤虫症』・・・イヤミス作家のデビュー作は、メフィスト賞でした。とにかくエロエロと言う記憶しかない(どーん)

 

芦辺拓『三百年の謎匣』・・・物語に込められた搾取の思いが贅沢な謎匣です。

 

我孫子武丸弥勒の掌』・・・ラスト、互いの視線が交差した時の快感と言ったら。にんまりが止まりませんでしたよ。

 

藤岡真ギブソン』・・・そのお酒は、どんな味なのだろうか・・・。

 

榎田尤利『リムレスの空』・・・それでもきっと、まだまだ生活は続いていくのだろう。それはとても幸福なこと。

 

・柴田よしき『シーセッド・ヒーセッド』・・・明るいタッチで描かれる、大人と子供の物語です。

 

石持浅海『扉は閉ざされたまま』・・・石持先生の筆致が冴えわたる、極上の本格ミステリです。緊迫感が半端無い!

 

横山秀夫『ルパンの行方』・・・作家・横山秀夫の原点です。重厚感は勿論のこと、青春の痛みを味わうことができるのも魅力です。

 

・伊岡瞬『いつか、虹の向こうへ』・・・ドラマ化されたんですが、石田純一さんが主役でした。・・・なぜにこの人になったんだろうか・・・。

 

鳥飼否宇『痙攣的 モンド氏の逆説』・・・イカイカイカイカイカイカイカ(笑)

 

小路幸也『HEART BEAT』・・・ラストの落ちに、震えと涙と切なさが止まらなかった。願いと、恋心と、そして約束の物語です。

 

飛鳥部勝則『誰がための綾織』・・・盗作疑惑があったようだけど、結局どうなったのかなぁ。

 

愛川晶『六月六日生まれの天使』・・・怒り、としか書いていないんですが、一体、どんな作品で、何があったんでしょうか(汗)

 

佐藤友哉『子供たち怒る怒る怒る』・・・無慈悲な差別と暴力にさらされる子どもたち。そしてそれらに、それで対抗する子供たちの姿が描かれています。

 

坂木司『切れない糸』・・・望む、続編。か弱くも、決して切れない糸でつながっている彼らの話を、その続きをぜひ読みたい。

 

伊坂幸太郎『死神の精度』・・・ラスト、老婆が死神に勝ち、死神が老婆に敗北した瞬間の陽光の眩しさと言ったら。

 

近藤史恵『賢者はベンチで思索する』・・・いい子は嫌いなんだよなぁ・・・。

 

飛鳥部勝則『鏡陥穽』・・・鏡に映っているのは、本当に私?

 

・麻耶雄崇『神様ゲーム』・・・これを読んだ子供たちの感想を、本当に聞いてみたい。トラウマものだぞ(笑)

 

北村薫『ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件』・・・発想が面白く、また北村先生の美しい文章が、本当に読んでいて心地よいのです。

 

米澤穂信『犬はどこだ』・・・一見するとハードボイルドなんだけど、やはり米澤先生の手にかかると、どこまでもどこか不穏。一筋縄ではいきません。

 

あさのあつこ福音の少年』・・・『バッテリー』の作者が描く、また違った少年たちの物語。

 

西尾維新ネコソギラジカル 赤き制裁VS橙なる種』・・・実質、赤き制裁のための1冊と言っても良いでしょう(笑)

 

米澤穂信クドリャフカの順番 「十文字」事件』・・・あの4人との、最初の出会いでございます。

 

米澤穂信氷菓』・・・アイスクリーム。冷たく甘いそれに隠された、声なき悲鳴。

 

東野圭吾容疑者Xの献身』・・・直木賞受賞作にして、氏の代表作のひとつと言っていいでしょう。まさしく一撃必殺のトリックが炸裂する、純愛ミステリ。

 

・小川勝巳『ロマンティスト狂い咲き』・・・おしっこの話、と言う記憶しか残っていないよ(どーん)。小川先生も、ごふさただなぁ。

 

三浦綾子塩狩峠』・・・それでも、こんなふうに貫き通せたのであれば、生きてきた意味は間違いなくあると言える。

 

泡坂妻夫他『あなたが名探偵』・・・私は、名探偵にはなれそうにもありませんでした(笑)。こんなにミステリ読んでるのに(がっくし)

 

北森鴻写楽・考』・・・ドラマは、木村多江さんが主演。ぴったりでございました。この作者さんも、あまりにも早くに亡くなられてしまったなぁ・・・。

 

米澤穂信愚者のエンドロール』・・・まさしく奉太郎1人が愚者だった。その苦味が、たまらなく胸を穿つ。たまんないなぁ。

 

薬丸岳『天使のナイフ』・・・何度も足を向けては、最後の一歩を踏み出すことができなかったみゆきさんの心中が、あまりに痛く、あまりに切ない。

 

馳星周『楽園の眠り』・・・幼児虐待をテーマにした作品。私はやっぱり、子どもを産んじゃ、母親になっちゃダメな人間だと再確認できました。はい。

 

貫井徳郎『悪党たちは千里を走る』・・・とても軽快で楽しい話だったのですが、何と言うか、個人的には貫井先生らしくない作品だなぁ、と言う気も。

 

石持浅海セリヌンティウスの舟』・・・人を信じる、信じきると言うことは、必ずしも、美しく、素晴らしいことだけではないはずだ。

 

小路幸也『ホームタウン』・・・郷愁を誘う一冊でございました。

 

歌野晶午女王様と私』・・・アキバ青年が見た、事の真相とは?

 

はい。と言うことで、今回は2005年度の読書歴、全部放出と相成りました。うむ。

さすがに長かったな、と言う気もするぞ・・・。

 

冊数で言えば60冊くらいですか?そうか・・・それでも、これ以上に読んでいた年もあるわけで、何と言うか、その頃になると読書感想文ももはや長文が常態化しているので、今からほんと、どうしようかと頭を抱えています(どーん)

 

3000文字以上ありそうな読書感想文を、どう1~2行にまとめればいいんたろうか・・・誰か教えて(遠い目)

 

2005年と言うことは、今から15年前。23歳か。もう大学を卒業しているころだな。うふふ。おい、その当時の私。『いやぁ、今はちゃんと働いてないけど、その内、どっか良いところが見つかって、私もちゃんと働くようになるでしょ』って思ってるだろうけどな!

 

あんた、14年後の2019年まで、ろくに働かないからな!(笑)

何だかんだと言いつつ、働くことから逃げ回っているんだからな!

 

ふふ。まぁ、もう少し早くに、もう少し働いて、もう少しお金を稼いでおけばよかった、と言う悔いはありますが、まぁ、そうやって働くことから逃げ回ってたおかげで、読書も堪能でき、今の私があるわけですからね。

 

後悔しても仕方ないことさぁ~(現実逃避)

 

はい。そんな具合で私の読書歴をさらけ出すこのコーナー。

1が付く日なので、次回は5月21日に投稿と言うことになりますね。

よろしければ引き続き、お付き合い下さいませ~。

 

ではでは。今回はここまでです。読んで下さり、ありがとうございました!