tsuzuketainekosanの日記

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2020年冬アニメの感想~その1

と言うことで、既に春アニメの中には放送されている作品もありますが。

まずはこちら、2020年の冬アニメの感想でございます。

第一弾です。ではでは早速、どどーんと、スタートです。

 

・『映像研には手を出すな!』

いやぁ・・・最終回も良かったなぁ・・・。ラスト、3人が作り上げた作品が流されて終了するじゃないですか。その時に浅草氏は眠ってしまっているんですけれど、その無邪気な表情と言ったら、もう、めちゃめちゃ可愛いのよ。そしてまた、そんな浅草氏を見守る金森さんと水崎ちゃんの表情が、もう、本当に良いのよ・・・ほーんと、3人の、何て言うかな、こー、関係性と言うのが、もうひしひしと感じられて、心があったかくなるような、そして心底、羨ましくなるような、でした。

 

いやぁ、しかし、本当に期待以上の面白さに満ち満ちた作品でした。モノづくりの大変さと、でもそれが完成した時の幸福さと言うのが、本当に感じられたし。そうしてまた、できあがった作品と言うのが、ちゃんと『彼女たちが作り上げた作品』として、アニメ内でも作られ、放送されていたのが本当に素晴らしかった!

 

そして何より、と言うか、やっぱり主要3人のキャラクターの良さと、彼女たちをのびのびと演じきって下さった声優さんたちの演技の魅力が、この作品の面白さをより引き立たせていたように思います。浅草氏を演じて下さった伊藤沙莉さん、ここのところ、CMなどでも見かけることが多いのですが、ぜひともまた声優さんをやっていただきたいなぁ。辛辣、でも芯の通っていることをロジカルに口にするとびきりかっこいい金森氏を演じられた田村睦心さんは勿論のことですが、この作品で初のメインキャラクターを演じられたと言う、水崎ちゃん役の松岡美里さんの今後の活躍も、本当に、本当に楽しみです!

 

 いやぁ、本当にいい作品だった!

 

・『虚構推理』

タイトルの意味が、回を追うにつれて納得できた作品でした。特に『鋼人 七瀬』編は、とんでもない嘘が、でも積み重なり、そこに人々の納得が加わると、真実をも凌駕する、真実の存在すらかき消してしまうと言うことが描かれていて、おもしろくもあり、同時にSNSとかのデマを簡単に信じてしまう人が多い現代社会を風刺しているようでもあり、とても興味深かったです。はい。

 

あと、いつもはニコ生で視聴しているのですがね。最終回はテレビ放送を録画したものを見たんです。で、鋼人 七瀬が消滅した後、九郎さんと琴子ちゃんのバナナのシーンで『あぁ、これニコ生なら絶対『俺のバナナも、ぐへへ』みたいなコメントが流れるだろうなぁ、うふふ』と思っていたら。まさか、琴子ちゃんの方から、『九郎先輩のバナナを食べるんです』と言う、とんでもない下ネタを口にしてくれるとは思いもしなくて、いや、まさかでしたわ(笑)

 

個人的には、アニメ化には難しいであろう作品を、とても工夫されてアニメ化されたんだろうなぁと言う印象を受けました。ただそこはやはり、イケメン、かわいこちゃんを最後の最後までそれとして書ききった作画の力と、時に小気味よい、時に緊迫感あふれる、時にゆるゆると、時にコメディチックに繰り広げられるキャラクターたちの会話を見事に演じきって下さった声優さんの力が、本当に大きかったなぁ、と。宮野真守さんと鬼頭明里さんは勿論なのですが、個人的には、福圓美里さんの芸の幅の広さを実感させられた作品でした。うーん、良かったぞ!

 

・『推しが武道館いってくれたら死ぬ』

『私を応援してくれる誰かがいてくれるから頑張れる』『私が応援したい君がいるから私は頑張れる』、そんなメッセージが、もうひしひしと伝わってくる作品でした。時に真面目に、でも基本的にはえりぴよさんのキャラクターもあってコメディタッチだからこそ、楽しく見られて、でもしっかりとそう言うメッセージが伝わってきたと言うか。

 

1話を見始めた時には『やべっ、これ、もしアイドル側が、実はとんでもなく腹黒な子たちだったらどうしよう』と勝手にひとりでドキドキしていたのですが(笑)。いやいや、もう、毎話、毎話、繰り広げられるアイドルとオタク、あるいはアイドルひとりひとり、オタクひとりひとりの物語には、胸がきゅんきゅんしっぱなしでしたよ・・・尊かったわ・・・本当、こー、人と人との物語、と言う気が、とてもしました。あくまで描かれているのはアイドルとオタクと言う関係性や、そのキャラクターだけど、何かに一生懸命になっている人を、一生懸命に応援している人、応援したことがある人なら、もう共感しかないような作品だと思います。

 

声優さんの演技も本当に良かったなぁ。ファイルーズあいさんは、どんどんと次が楽しみな声優さんになられたなぁ。舞菜ちゃん役の立花日菜さんの、内気で、ちょっとシャイで、でも本当は心の中に伝えたい思いがいっぱいある!と言う演技も、本当に可憐で、いじらしくてキュンキュンしちゃいました。そして最終回のEDは、そんなふたりによる『桃色片思い』ですよ・・・もう・・・尊すぎて浄化されて消滅しちゃうよ・・・。

 

・『恋する小惑星

尊いと言えば、こちらの作品も本当に尊かったですな・・・。もうさ、本当にさ、何なんでしょ・・・可愛い女子たちが、特別でない、だけどだからこそ少し特別で、とても大切な日常を、ゆるゆると過ごしていく・・・その素晴らしさよ・・・本当、この作品を見ている時に胸にわきあがってくる感情は、何と名付ければいいのか。楽しくもあり、きゅんきゅんもあり、でもどこか切なさもあり。

 

彼女たちのこうした日常には、いつかだけど、でも絶対に『終わり』が存在しているんですよ。勿論、『終わり』を迎えたとしても、桜先輩やモンロー先輩のようにつながりを持ち続けることはできる。自分の好きなこと、夢に向かって歩み続けることはできる。うん。でも、『それ』と、『あの頃の日々』と言うのは、やっぱり明確に違うんですよ。それを思うと、もうなおのこと、彼女たちの日々が愛おしくて、愛おしくて。

 

はい。てかな・・・もうみらちゃんとあおちゃんは、結婚すればいいと思うんだ・・・最終回でもあんたたち、ナチュラルに相手の肩に手を置き過ぎ・・・ナチュラカップルだよ・・・何なんだよ・・・ありがとうございます・・・。あと個人的には、すずちゃんの、みさ姉に対する思い、憧れと、でも多分、どこか恋心に近いものもあったんだろうなぁと言うその思いが、もうたまらなく切なくて泣きそうになりました。あぁ、尊い・・・本と、1クールに1本は、こういう作品があって欲しい。

 

個性豊かな女の子たちを、本当に活き活きと、楽しそうに演じられた声優さんの演技もフレッシュで良かったですし、遠藤先生役のLynnさんの演技も、本当に良かったです。自分の将来について悩む桜先輩にメッセージを口にした、あのシーンは本当に、38歳の私ですら、心打たれました(どーん)

 

あ、あとあと。OP、EDも素晴らしかった!個人的には今期トップ3に入ります!それから最終回で、作中で、まさかのきららジャンプ!めちゃめちゃ興奮しちゃったよ(笑)

 

はいよっ。と言うことで、今回はこの4作品についての感想を書いていきました。

なんか、奇しくも、と言うか、見た順番に書いていっただけなのですが、『人と人が出会い、そこから物語が生まれていく』その素晴らしさを描いた4作品、と言う気が、個人的にはしますな。はい。

 

ではでは。2020年の冬アニメの感想、まだまだ続きます。

よろしければおつきあいくださいね~。