と言うことで、ずいぶん前に購入した気がするのですが、ようやく読了しました。
『憂国のモリアーティ』。
いや、面白かったです。何よりイケメンパラダイス。もうそれだけで眼福、おばちゃん、胸がわくわく、ドキドキして止まらなかったのですが(不整脈じゃないよ!)、勿論、それだけじゃなくて『悪の美しさ』と言うか。
モリアーティたちが『理想のため』『それを現実のものにするため』国を、社会を変えていくために様々な『悪』を行っていく、その様がとてもスマートで、美しくて、とても読んでいて背徳的な気分になりつつ、こうした道を選ぶしかなかったことが切なくもなり、と読みごたえがあるストーリーで、絵で見ても、ストーリーで見ても、本当におすすめの漫画です。はい。
制作関連の情報が最近、発表されましたが。
監督は野村和也さん、制作はProduction I.Gだと言うことで・・・。
『ジョーカー・ゲーム』や『風が強く吹いている』の組み合わせですね。
いや、これ、こういう言い方はあまり良くないのかもしれないんですが。
『当たり』か『はずれ』かで言えば、『当たり』じゃね?(どーん)
『超大当たりに近い当たりじゃね?』と私は思ったのですが・・・さて、みなさんはいかがでしょうか?
いや、ほんと。このタッグなら、かなり期待して、かなり安心して視聴できるんじゃなかろうか・・・漫画の中のイケメンたちがそのまま、暗躍してくれるのかと思うと、今からワクワクが止まらんですぜ。
そんな具合でせっかくなのでCV予想をしたいわけなんですがね。
その前に語りたいことが出てきまして。
それが『女性声優さんが少年を演じられるって最高だよね!』と言うことです。
いや、まぁ、これ自体は前々から思っていたことなんですが。
『憂国のモリアーティ』では青年である主要キャラクターたちの少年時代も少しだけ、描かれているんですね。そこで彼らは、自分たちが歩んでいく道に対しての決心を固める、そのためにある事件が起こされるのですが、まぁ、それはまた後々説明するとしまして。
で、主人公であるウィリアム・ジェームズ・モリアーティ、彼のその少年時代のCVを予想していたら、ぱっ、と浮かんできたのが田村睦心さんで。
で、そこからもう、『女性声優さんが少年役を演じること』について考えだしたら、楽しくなってしまいまして、今日はそのことについて語ろうか、と言う次第です。
田村さんと言えば、今クールでは『映像研には手を出すな!』の金森氏で、それはそれは素晴らしい演技を見せて下さっていますが、まぁ、やっぱり、田村さんの少年ボイスは最高ですよね。
何て言うんでしょ。無理がない少年ボイスと言うか、本当に少年の声そのままの魅力があって、ほーんと、田村さんが少年役を演じられると、なんかもう、胸がきゅんきゅんしてしまいます。
個人的には田村さんが演じる少年と言うのは
・美少年。線が細い。
・天才。人をあしらうのがうまい。
・少年なのに、どこかひねくれてしまっている。素直じゃない。
って言うイメージがあるのですよね・・・いや、勿論、これはあくまで私の勝手なイメージなのですが。何て言うのか、少年だけど少年らしからぬ憂いを持っている少年、と言うイメージが、田村さんが演じられる少年にはあるような気がします。声にすっ、とした清涼感と言うか、そこからくるような凛々しさがあるから、それが怜悧なイメージにつながっていくのかなぁ、と。
同じような少年を演じられる女性声優さんとしては、斎賀みつきさんも挙げられます!斎賀さんのお声も、やっぱり独特のクールさ、凛々しさがあるので、少年の中でも頭が良くて、ちょっと少年らしからぬ色気がある・・・と言う感じが、個人的にはします。はい。
で、対して
・少年らしい愛らしさがある容姿。
・勉強はできるけれど、天才と言う感じではない。純粋にやさしい。
・長男気質だけど、それをあまり苦とも思っていない。
と言う感じの少年を演じられるイメージがあるのが、三瓶由布子さんです。いや、これまたまったくもって私の個人的な、勝手なイメージなんですが・・・。何と言うか、田村さんが演じられる少年よりは、もう少しだけ年上の少年、田村さんの少年が次男なら、三瓶さんが演じられる少年は長男といったイメージが、何故かあるのですよ(なんだ、このたとえ(笑))。
あと同じような少年キャラクターと言うイメージが強い声優さんとしては、佐藤利奈さんも挙げられます。
こちらはもう『ジョジョの奇妙な冒険』4部での、川尻早人役が強烈に頭に残っているからでしょうね。少年らしからぬ頭の良さ・・・と言うか、回転の速さがありつつ、でも、とても心優しくて、見た目も少年らしい愛らしさもあって。
私が知らないだけなのでしょうが、佐藤さんも少年役、たくさん、演じられていたりするのかなぁ。是非、もっと佐藤さんが演じられる少年役を見てみたいなぁ~。
最近だと、『ヴィンランドサガ』での幼少期トルフィンの演技がとにかく胸に突き刺さるようだった石上静香さんも、少年役、いいですよねぇ~。石上さんも、本当に声のバリエーションが豊富と言うか。鈴を転がすような、可愛らしいお声が基本なんだけど、でもそこから、いわゆるクールなイケボ、元気いっぱいな少年声も出されるし、おまけにあの演技力だしなぁ~。
それから藤原夏海さんも、女性役は勿論ですけど、最近の声優さんの中では少年役がしっくりくる声優さんです。はい。何と言うか、ちょっと独特の掠れのような味わいがあって、いいんだよなぁ~。
はい。声変わりする前の少年の声を女性声優さんが演じる、と言うのは、声優さんがキャラクターを演じる、と言う面白さ、魅力のひとつだと思います。これの逆、つまり男性声優さんが女性役や少女役を演じる、と言うのはできないことだからなぁ、と書いてみましたけど・・・そんなことはなかったね、と村瀬歩さんの存在が頭に浮かんで記した(どーん)。
いや、まぁ、厳密に言えば村瀬さんが演じられてきたキャラクターも、女性ではないんですけどね。ね。はい。
そんな具合でそんなこんな。
誰も気にしていないと思いますが(笑)タイトルにも書きました『憂国のモリアーティ』のCV予想は・・・その内、その内にやります!すいません、頭の中でカレンダーが描けないから、具体的な日が言えません(ちーん)。