tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

私とアニメと声優さん~その4 そしてある声優さんとの出会い

はい。そんなこんなで久しぶりのような気がする、私とアニメと声優さんの関わり、その歴史を振り返っていくシリーズです。

 

前回までは『銀魂』→杉田智和さん→『ファイナルファンタジー零式』→『うたプリ』→諏訪部順一さんと言う流れをご紹介していきました。

 

おお、我ながら、とても関連性がわかりやすい流れだぞ(笑)。

 

で、まぁ、このような流れがあって、とにかくその流れの中で知った声優さんが出ているアニメは、できるだけ見てやるぞ!と無謀な意気込みを実行していたのが(笑)2012年以降の私です。

 

当然ながらたくさんのアニメを視聴していれば、それだけ知る声優さんの数も増えていきます。そして『あ、この声優さん、いいな』とか『この声優さんの演技、もっと見てみたいなぁ~』と思うようになれば、当然、視聴するアニメの数はもっと増えていきます。

 

と言うことで、はっきりと覚えている限りでは、25本くらい、アニメを視聴していたクールもありましたね・・・さすがに、ちょっと無理をし過ぎていたな、自分、と今なら思います(苦笑)。

 

そのような流れの中で、私は杉田さん、諏訪部さんに続く、『今の私を作り上げるに大きな影響をもたらした』3人目の声優さんと出会うことになります。その声優さんがどなたかを明かす前に、まずその声優さんを知った・・・と言うか、意識するきっかけとなった作品名を先に明かすと、これは『ハイキュー!!』です。

 

つい最近には原作が最終章に入ったことが明らかにされ、また来年にはアニメの4期の放送が決定している『ハイキュー!!』ですが、この作品で意識するようになった位雄さんと言うのが、細谷佳正さんです。『ハイキュー!!』内で細谷さんは、弱気な性格だが、試合中はとても頼りになるエース、東峰旭を演じていらっしゃいます。

 

2012年からアニメを見始めたわけですから、当然、『ハイキュー!!』以前にも、細谷さんのことは知っていたはずなのです。なのですが、とにかく『ハイキュー!!』の8話ですかね、『エースと呼ばれる人』、この回の細谷さんの演技に、ぐわっ!と心をわしづかみにされてしまいまして。ええ。『なんちゅー演技をするの!なに、こんな演技をする声優さん、誰なのっ!』と言う具合です。

 

何と言うのか、その当時でアニメ視聴歴2年目の私にとって、その時の細谷さんの演技と言うのは、ちょっとそれまでに見たことも、聞いたこともない演技だったと言うか。演技なんだけど演技だとは思えないくらいに、とても生々しくて、むき出しの感情をぼーん、とぶつけられているような、そんな衝撃があったのですね。ええ。

 

と言うことで、ここからもう、細谷さんの虜です(笑)。ただまぁ、今もそうなのですが、細谷さん、とにかく1クールにおける出演数が半端無い(苦笑)。しかも最初から発表されている役だけでなく、途中参加の役であったり、ゲスト役であったり、とほんとに八面六臂の活躍をされるわけですから、予期せぬところで細谷さんが出演されていたりすると『うおっ、こちらにも出演されていたか!』と喜んでいた記憶が・・・そしてこれは、今もそうだったりします(笑)。

 

細谷さんはどんな役でもこなされる声優さんだと思います。ただ個人的には、屈折した思いを抱えざるを得ない役、そして予期せぬことでそれを刺激されてしまって、その思いを、本当は吐き出したくはないのに吐き出してしまうと言う役、演技にかけては、細谷さんの右に出る方はいないんじゃないのかな、と勝手に思っています。

 

あぁ、でも屈折した思いだけではないような気もするな。たとえば最近だと『彼方のアストラ』のカナタのような、まっすぐな思いを胸にしているキャラクターの、そのまっすぐさが爆発する演技と言うのも、本と、素晴らしかった。具体的には11話(どーん)。

 

そのキャラクターの苦悩やら悔しさ、辛さ、それをどうにか抱え込んでいることへの、曲がり切ってしまった自負やら、それでもそうせざをるを得ない状況に対する苛立ちやら苦悩やら。そしてその思いが揺さぶられ、噴出しそうになっていることへの微かな喜びと安堵と、どうしようもない不安と。それでも、その屈折した思いが出てきてしまった時の、あの爆発力のようなものと言うのは、ほんと、いつ聞いても心が揺さぶられるし、泣かされるし、何か、ほんと、凄いなぁ、としみじみ思うのです。

 

あの、何だ。今、色々、細谷さんが担当されてきたキャラクターを思い返しているのですが、『進撃の巨人』のライナーの、あの、エレンに対して自分の正体を明かす時の演技なんか、凄くなかったですか?あの語り口と言うか、もうライナーの病みきった精神状態が色濃く滲み出ている、静かなる狂気と諦観のようなものがひたひたと浸みきっているような演技で、あれは見ていた時、本と、鳥肌ぶわーっと立ったもんなぁ。

 

あと『刀語』の鑢七花も、凄かったよなぁ。ナチュラルを超えたナチュラルと言うか。

いや、でも、一方でほんと、何でもない・・・と言う言い方は語弊があるかもしれないけど、ナチュラルな少年、青年役も本と、いいんだよなぁ。細谷さんの声、そのものが持つ嫌みのない自然なあたたかさが活かされているような気がして。

 

はい。あと、ご本人のキャラクターも、本と・・・なんと言うか、面白いと言うか。ちょっと物事に対する考え方とかとらえ方が、私とはだいぶかけ離れているなぁ、と感じる方なので、いろいろな発言やらが聞いていて飽きないと言うのも、個人的には細谷さんの魅力です。

 

そんな細谷さんのファンキーさを、大人な安元洋貴さんがどっしりと受け止め、あるいは時に一緒にバカ騒ぎするラジオ『天才軍師』。聞いたことがないよって方は、ぜひ、一度、聞いてみてくださいね!面白いよ!(どーん)。ホームページ検索をかければ、1週間、アーカイブ放送を聞くことができるよ!

 

はい。と言うことで、『アニメと声優さん』と言う沼があるとすれば、私は杉田さんにそこにやさしく突き落とされ(笑)、諏訪部さんにそこの深みへとやさしく誘われ、細谷さんに更なる深みへとやさくし足を引っ張られた、と言うことになります(笑)。

 

あぁ、幸せ(笑!)

 

そんな具合で、2014年から、私はますますアニメと声優さん沼へとはまり込んでいくのでした・・・と言うところで、今回の記事は終了です。

 

もう少しだけ続く予定のこのシリーズ。よろしければおつきあいくださいね。ではでは、読んで下さりありがとうございました。