さて、税金の話です。10月に入ってから、食品などを除いた品物の税率が10%になったので、学生の方でも『あぁ、本と、税金って嫌だなぁ』と思われている方は多いかと思います。
38年間、曲がりなりにもこうして生きてきて、生かされてきて、それでも『これだけは確実だ』と言えることはそうそう、ないと思っています。
が、『それでも、こんな私でも確実にこれだけは言える』と言うこともあり、そのひとつが『日本は税社会である』と言うことです。
とにかく、何でもかんでも税、税、税で、お金をむしり取られていきます(苦笑)。
いやね、こういう言い方が良くないと言うのは、百も承知しているんです。うん。
税金と言うのは、公共のために利用されているもの。そしてその公共のものを利用している私もまた、税金の恩恵にあずかっているのだから、それを『むしり取られていく』なんて言っちゃだめだろう、と。
たとえば図書館で借りている本も、税金で購入されているものですものね。それを読むことができているのは、私や誰かが税金を支払っているからなのですものね。
ええ。そのことはじゅうぶんにわかっているんです。わかっているんです。
でもね、わかっていても、やっぱり言わざるを得ないし言いたくもなるのよ。
『日本は税社会』だと。とにかく、あらゆるものに税と言う概念が発動され、お金を吸収されていくのだと。
たとえば所得税です。これは簡単に言えば、個人の所得、つまり会社員などの方であればお給料にかかる税金のことです。
お給料に税金がかかる・・・おかしくね?(どーん)。私もフルタイムで働くようになってから、月2000円前後、引かれるようになりましたが・・・なして頑張って働いた結果の対価としてのお給料に税金がかかるのでしょう・・・。
それから自動車にまつわる税金です。私が住んでいる地域は、とにかく自動車がなければ何もできません。働く場所に行くのも、買い物に行くのも、買い物以外の娯楽に触れに行くのも、あるいは緊急時に際しての様々なことも、全てが自動車頼みです。
ですから自動車に関する経費と言うのもバカにならないのですが、自動車にまつわる税金としては、自動車を購入する際に発生する消費税は勿論のこと、自動車の重量にかかる税金としての自動車重量税と自動車税と言うものがあります。
自動車に対する税金で自動車税・・・もはや、シンプル過ぎて逆に意味がわかりません・・・。
更に他にも、遺産を相続した際に発生する相続税や、個人間で財産を受け取った際に課税される贈与税、前年度に一定の所得があった人に発生する住民税、土地や家屋などの資産に対する税金である固定資産税などなど・・・もう、税社会過ぎて息が詰まりそうなラインナップです(苦笑)。
ねー・・・ほんと。これだけ税金をむしり取っているのに、まだ財政は足りないって・・・それもはや、使い方が悪いんじゃないの、って、誰しも思いますよねぇ・・・実際、本当に使い方が悪いんだろうし・・・。
と言うことで、学生の時にもじゅうぶん、知っていたけれど!それでも、学生の時には知らなかったこともある!
『学生の時でも税金は支払っていたけれど、学生じゃなくなっても、税金は付いて回る!と言うか、日本に生きている限り、右を見ても左を見ても、上に逃げても下に逃げても、斜めからも後ろからも『税』はやってくるぞ!』
と言うことは、知っておいて何の得にもなりませんが(ちーん)、覚悟くらいにはなるかと思います。
社会って世知辛いね!