tsuzuketainekosanの日記

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学生の時に知っておきたかったよ!~厚生年金とは その1

そんな具合で、学生の時に知っておきたかったシリーズ、社会保険のラスト、厚生年金についてです。

 

厚生年金とは何かと言うと、簡単に言えば年金の一種です。じゃあ年金って何かと言えば、これは若い方でもぼんやりとでもイメージできるかと思いますが、要は、高齢になってから継続的かつ定期的に支給されるお金のことです。そしてそのために、現役世代、つまり働いてお金を得ている世代が保険料を納める制度のことです。

 

日本の年金は2階建てとも言われています。まず1階部分が国民年金です。こちらは20歳になったら原則、加入することとなっています。そして2階部分に該当しているのが、厚生年金です。

 

なのでたとえば私の場合、20歳から社会保険の加入対象外だった今年の6月までは、国民年金の加入者として、毎月、決まった額の保険料を納めていました。そして今年の6月からは、フルタイムで働くことになり、それに伴い社会保険の加入対象となったので、社会保険の中の年金制度である厚生年金に加入した、と言うことになります。

 

この保険料は給料から自動的に引かれています。厚生年金に加入した以上、国民年金を支払う必要は無くなったので、自動的に国民年金からは外れました。

 

つまり20歳以上の方であれば、国民年金か厚生年金のいずれかに加入していると言うのが、一般的な構図です。

 

国民年金、厚生年金、共に加入している、つまり保険料を支払った期間が長ければ長いほど、将来的に受け取ることができる年金額は多くなります。また厚生年金は、国民年金に上乗せされる年金と考えるとわかりやすいです。

 

つまり国民年金だけよりも、たとえ一時期でも厚生年金に加入していた方が、国民年金だけに加入していたよりも確実に将来的に受け取ることができる年金額は増えると言うことです。

 

ちなみに国民年金と厚生年金、併せて10年、支払わなければ年金を受け取ることはできません。ですから私の場合、20歳から国民年金を支払い続けていて18年ですか、それくらい経過しているので、少なくとも今の時点で微々たる額ながら年金を受け取る資格は発生しています(笑)。

 

じゃあ、気になるのが、果たして年金っていくらもらえるの、と言うことです。これに関しては個人の支払い状況、また厚生年金であればその人のお給料額、そして日本全体の景気などなど、あらゆる要素によって変わってくるので、一概に言うことはできません。

 

ただ厚生年金に限って言えば、私自身、加入するにあたって計算したのですが、その額の低さに『え、マジで?』と、愕然とした気分になったことがあります。

 

一応、厚生年金の支給額としては月収×0.005481×厚生年金加入月数と言う公式があります。で、たとえば私の場合、12万円×0.005481で、『まぁ、どんだけ頑張れたとしても1年だな』と思っていたので(短すぎる。いくらなんでもやる気なさすぎだろ、自分(笑))

12か月をかけます。

 

すると出てくる数字は約7891です。これが月額だったら『おぉ、7000円、増えるのか』とちょっと嬉しくなりそうなんですけどね。

 

ざーんねーん、これは年額です。つまり私の月収で厚生年金に1年、加入した場合、もらえる年金と言うのは年で7891円、月にしたら657円ほどしか増えないのです!

 

657円・・・657円・・・657円・・・(遠い目)

 

いや勿論ね。1年と言わず、もっと長く頑張って働き続ければ、当然、この額は増えるんですけど。でも単純に10年としても、10倍ですから月額6570円の増加に留まるんですぜ。

 

しかしですよ!月に給料から引かれている厚生年金の保険料と言うのは、1万3千円オーバーなのですよ!単純に1年、つまり12か月、その額を貯金したら15万円オーバーになると言うのに、これが年金になったら、月に657円しか増えないことになるんですよ!

 

どんな不条理!(笑)。

 

 ただ厚生年金と言うか、年金制度にもメリットはあります。と言うことで、次の記事ではそのメリット部分について見ていこうと思っています。

 

ではでは。読んで下さりありがとうございました。