まさかね(苦笑)。まさか、またこの話題で盛り上がることになろうとは、思ってもいませんでしたよ。
いや、『鬼滅の刃』の柱声優さん予想、その話題の記事以外はさっぱりなこのブログなんですがね。どういうわけか、以前に書いた『バビロン』(こちらは今秋クールに放送予定のアニメ作品です)で思い出したよ、『正解するカド』の存在を、と言う記事に、ちょこっとアクセスがあったようでして。
嬉。思わず、小躍りしてしまいましたよ。読んで下さった方は、きっと、『正解するカド』と言うワードに心惹かれてしまったのでしょうね。ふふ。わかりますとも、その気持ち。
とんでもな作品であるにもかかわらず、否、だからこそ、どうにもこうにも心惹かれてしまう(笑)。作品を見ていた人同士で、『いや、本と、あの最終回はどうなの?』『あれは一体、何が起きたの!?』と語り合いたくなるような作品ですものね。ふふ。
と言うことで、大事なことなので何度でも言います。
まだ見ていない人は見て(どーん)。
全12話、見るのは時間がないし・・・、と言う人は、わかった。
最終回だけを見て下さい(笑)。と言うか、それすら面倒だと言う方は、わかった、13分50秒くらいから見よう。うん。
何が起こったのかわからないと思う。うん。でも大丈夫だ。リアルタイムで12話、視聴し続けてきていた私も、そして私以外の多くの視聴者も、同じような気持ちだったと思うから。
い、一体これは、何が起こっているんだ。ど、どうしてこんなことになった・・・。
はい。いや、私も改めて最終回を見てみたのですがね。
うん。やっぱり、最終回の展開は、本と、もはや笑うしかないと言うか。全く予想していなかったところから出てきた鈍器によって殴られて、予想もしていなかった方向にかっ飛ばされた、みたいな感想を抱きました。はい。
うーん・・・ほんと、どうしてこうなったか・・・どうしてこういう展開を持ってきたのか・・・と言うか、どうしてこんな展開を思いついたのか(笑)。
個人的には、最後の題材がいちばん興味がありますが。
これ、もしもミステリの最後に持ってこられたら、種明かしとして明かされた真相だとしたら、驚き通り越して呆気にとられて、笑うしかないか、怒りに駆られて本をブン投げるレベルだぜ・・・。
ネタバレになってしまうのかもしれませんので、もし、嫌だと言う方は以下の文は飛ばしてくださいませ。
いやね、後半からのヤハクィザシュニナには言葉が通じない。こちら、すなわち人間、真道の言い分には彼は耳を貸そうともしない。真道に、もうどうしようもない思いを抱いてしまっているが故の、執着に近いような感情を抱いてしまっているが故のこととは言え、それが人類の在り方に大きな危機をもたらそうとしている。
だから実力行使を選択するしかないのか、と言う気持ちはわからんでもないのですよ。ええ。
ただ、この展開は・・・よ、予想だにしなかったぜ・・・と言うより、こんなの、予想してもしきれないってば・・・(遠い目)。
柔道の試合で一本技を警戒していたら、相手が突然、弓道やり始めて、その矢で射ぬかれたと思ったら、信じられないことにその試合が認められて負けちゃいました、みたいなレベルだよ(何だこのたとえ)。
超展開とはまさにこういうことを言うのでしょうが・・・でも、これはどうなのか・・・。超展開と言うより、うーん、うーん・・・うーん・・・。
あと個人的には『分かり合えない存在同士が、どのようにコミュニケーションをとり、心を通わせていくのか。あるいは妥協点を見出していくのか』みたいな点が、前半はすごく重視されて、描かれていたと思うのに・・・それを床にたたきつけてぶっ壊して、最初から無かったことにするような、このラストよ・・・。
是非、作品を視聴した方と語り合ってみたいわと、強く思う今日この頃なのです。まさか放送終了後から2年の月日が経過してから、こんなことをこんなにも強く思うとは(苦笑)。