tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

副業の話~そのありがたみを痛感した経験から

で、今の仕事を辞めたいなぁ、と思う時に思い出すのが、2017年の私のことです。

 

2017年の2月に、私は、その当時、勤めていた書店を辞めています。辞めています、と書くと響きはいいですが、詳細にかつ簡潔に書くとクビになったのです。まぁ、その理由は後々に書くとして、とにもかくにも自発的ではなく、かつ予想できていた離職ではなかったと言うことです。

 

その書店では1日4時間、週に2~3日しか働いておらず、月給は4~5万円でした。その書店ではシフト自主申告制なのですが、たとえば週5日を申告したからと言って、必ずしも週5日、働けると言うわけではなかったのです。雇用保険未加入の週20時間未満と言うこともあって、『週5申告しても入れてもらえないなら、最初から週2くらいでいいや』とタカをくくった結果の、この体たらくと言うことです(苦笑)。

 

そしてそれ以外にももうひとつ、それほど働いていなかった理由があって、それが当時、自宅で副業をしておりそれで4~5万円、稼ぎ続けていたと言うものです。

 

私はありがたいことに自宅で、生計を立ててくれている両親と同居しております。なので一人暮らし、自活している方に比べれば、月に必要な経費と言うのは格段に低くて済んでいます。

 

が、それでも年金やら保険やら携帯やら、ガソリンやら自分の生活必需品やら趣味やら、ねこさんの養育費やら、そして自宅に入れる僅かばかりのお金やらで、それなりの金額が必要であるのも確かなことです。

 

で、書店の仕事だけだったら到底、それらには足りなかったのですが(まぁ、もっと働けば済むだけの話なんですがね(汗))、副業のお陰でどうにか、やりくりができていたのですね。

 

そして予期せぬ離職に際しても、副業があったお陰で、全く足りてはいなかったものの、それでもどうにか貯金を食い潰さずに済ませることができたのであります。2月にクビになってから現在の職場に就職するまでの約10カ月、どうにか副業のお陰でやっていけたと言うわけです。

 

その副業は現在は行っていない、と言うより需要と供給のバランスが著しく崩れてしまったため、どう頑張っても以前のように稼ぐのは難しいと言う状況です。

ただ、昨日のようなことがあり、あるいは今の仕事を辞めたいなぁ、と思っていると、副業のありがたみ、心強さのようなものが再確認できるような気がするのです。

 

ひとつの仕事しかないと、どうしてもそこに頼らざるを得ない状況が生まれてしまいます。あるいは、理不尽な目に遭ったり、自尊心を深く傷つけられるようなことがあったりしても、経済的な理由で、その仕事にすがりつくしかない状況も生まれやすくなってしまいます。

 

勿論、これは人によって様々だと言うのは言うまでもないことです。ただ私に限っては、今の仕事は辞めたい。

でも辞めたらお給料、一切、入ってこなくなる、と言うその不安にどうしても勝つことができず、新しい職場を見つけてから辞めたいと言う思いがあるため、なかなか勢いに任せたままで辞めると言う選択肢を取ることができないでいます。

 

一方でそこに副業と言う存在があると、仮に主業を辞めたとしてももう一本の柱がある、と言う心の余裕のようなものが生まれるように、私は思います。経済的な柱であるのは勿論のこと、自分の社会参加の機会があり続けていると言う柱、自分のやること、やるべきことがあると言う柱です。そしてそうした柱の存在から生まれる余裕は、主業の中で発生した理不尽なこと、辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、イライラすることなどに対して、とても有効な対策のひとつになり得ると思うのです。

 

私ももし、今、以前のように副業を続けていられたならなぁ。少なくともフルタイムに移行しようとは思わなかっただろうし。1日4時間の品出しのままでも、月に8万5千円ほどは稼げていて、そこに副業で4万円となったら、今のフルタイムで保険料やら引かれた金額と大差ないし!・・・どう言うことなの(汗)。

 

と言うかそれ以前に、もしかしたら、もうとっとと今の仕事は辞めていたかもしれないし。

 

まぁ、たらればの話をしても仕方がないのですがね。しかし副業の存在は、本当に心強いしありがたいと言うことを改めて思っている今日この頃です。

 

今、多くの企業が副業を認めている、推奨していると言う話も聞きますし、そう言う意味では、会社だけに頼るのではない、自分で自分の身は守るじゃないですが、自分でお金を稼ぐ、その術を手にすると言うことは、社会全体から見ても必要なこととして認識されているのかもしれませんね・・・。

 

と言うか、仕事以外の柱が、何か欲しいなぁ~。自分で見つけ出すしかないんだけど。