tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2021年秋アニメスタート!~1話感想 その3

既にへろへろなりかけている・・・(笑)

 

と言うことで、大作、注目作に話題作が続々、放送されている秋アニメ。

それら全部を視聴することは当然、無理ですが、とりあえず、とりあえずでも気になっている作品の1話は片っ端から視聴しよう、そしてその感想を書こう、と言うのがこの記事の趣旨です。はい。

 

てなことで、本日でその3です。今のところ、1記事につき3作品、取り上げているので、今回で9作品、視聴したことになるのか。

まだ9作品・・・でも少ないクールだと12、3本くらいしか視聴していないわけだから、それを考えると既にお腹いっぱい、へとへとなのも頷ける気が我ながらする。

そして恐ろしいのは(笑)、まだ1話放送されていない作品もあると言うところですよ・・・へへ。

 

はい。まぁ、あの、頑張れるところまでは頑張る。途中で『もうだめだ!』となった時は、一切を放棄します。ははははは。

 

そんなこんなで、その3はこちらの作品からスタートです。

 

・『takt op. Destiny』

・・・秋アニメ、注目作、話題作のひとつではないでしょうか。個人的にも楽しみにしていたのですが・・・いやぁ『海賊女王』と同じく、その期待をはるかに、軽々と上回る完成度の高さ、そして面白さがあった第1話でした。

放送翌朝、ツイッターでもまだ話題になっており『さすがはMAPPA、絵がめちゃくちゃ綺麗』『MAPPAはやっぱ凄いなぁ』と言う声を多く見かけたのですが・・・MAPPAだけじゃないのよ、皆さん!今作品は、MAPPAMADHOUSEの共同制作なのよ!今期で言えば『吸血鬼すぐ死ぬ』、前期で言えば『Sonny Boy』のMADHOUSEも頑張っているのよ!と、個人的には心の中で叫んでいました(笑)

なんでしょ。MAPPAの繊細で秀麗な作画の美しさや動きと、MADHOUSEの色遣いやダイナミックさ、ある種の荒々しさのようなものが見事に融合していた、そんな作画だったなぁ。とにかく魅了されました。

 

そう考えると、こう言う言い方は厳しいと言われているアニメ制作業界に対して失礼になってしまうのかもしれないけど、それでも、アニメにおいて『作画』と言うのがいかに大きいかと言うのを、改めて思い知らされたような気がしました。ねー。やっぱり、こー、まずは目で見て感じる、入る、そういうコンテンツだからかなぁ。

 

はい。てなことて肝心のお話も、個人的には『めちゃくちゃ好き!』とにんまりしてしまうような。ちょっと己の中の中二心をくすぐるような、とでも言いますか。戦闘が始まってタクトの片腕が消失して、ムジカートちゃんの衣装がチェンジされて武器を片手に、という一連の流れが、もう、うはうはしちゃうくらいに好き。たまらん。

そう言う戦闘シーン、アクションシーンで見せる一方で、しっかりキャラクターが確立されていて、その掛け合いも面白い、その掛け合いで物語を進ませると言うのが感じられたのも良かったなぁ。

それぞれのキャラクターを演じられている声優さんの演技も、ばしっ、とはまっていたように私は感じました。

『運命』を演じる若山詩音さんは『SSSS.DYNAZENON』での、あの生々しいお芝居とはまた違ったお芝居で、いやいや、凄かったわ。

 

と言うことで、名だたるクラッシック名曲がモチーフとなったムジカートが、今後、続々、登場予定とのことで。その曲によってキャラクターの雰囲気も、そして戦闘の雰囲気、アクション、更には物語全体の雰囲気もがらっ、と変わりそうですから、そういう楽しみがあると言うのも期待大。『巨人』役は伊藤美来さん、『天国』と『地獄』役で、それぞれ水瀬いのりさんと上田麗奈さんが出演されるなんて・・・楽しみが過ぎる。

 

そう考えると作画の美しさ、視覚で感じる美しさと、各クラッシック楽曲の美しさや荘厳さ、個性、そうした聴覚で感じる楽しみと。そのふたつがハイレベルに実現している、とても贅沢な作品だなと思いました。先が楽しみです!

 

・『境界戦機』

・・・放送直前まで、その存在すら知らなかった作品。と言うか、ほとんどプロモーション活動、されていなかったんじゃなかろうか。ぎりぎりになって公開されたPV見ても、本編映像はあまり公開されていなかったような。故に『あれ、これはやばいやつちゃうん。やばいやつちゃうん』と勝手に思ったのですか。

 

蓋を開けてみれば、そんな不安はどこへやら、でした。まぁ、1話だけ、と言うのもあり得ない話ではないですが・・・どうなんでしょうね、知らんけど(知らんのかい)

 

はい。てなことで、どうでしょう。感覚としては『この秋クールじゃなければ、見ていたかもしれない』と言う感触の1話でした。『この超絶激戦の秋クールじゃなければ、まぁまぁ、先も楽しみなこともないから見ていたかもしれない』

 

しかし今秋クールは、超絶激戦クールです。殴り合いのバトルロイヤルです。

 

多分、正統派のロボットアニメになるのだと思います。主演は佐藤元さん。その相棒であり、マスコット的なキャラクターを務めるのは藤原夏海さん。勢いあり、かつ着実にキャリアを重ねているこのおふたりに加え、上村祐翔さんや石川由依さん、市ノ瀬加那さんに村田大志さんがメインキャラクターとして出演されているとなれば、とても見たい。

あと個人的に、対立するキャラクターに稲田徹さんと石上静香さんと言うのも、もうめっちゃツボでした。おふたかたとも、CV確認しなくても『あっ』とわかるほどの個性の強さよ(笑)

そしてまだ発表されていないだけで、今後、もっと敵対するキャラクターが出てくるのだと思うと、そのCVも楽しみ。

 

なんですが・・・そうだなぁ。1話は、1話過ぎたと言うか。いや、実に1話らしい1話と言えば、これ以上ないと言うほどに1話だったんですけど(何が言いたい)。

こー、物語の導入や説明としては完璧な1話だったと思うのです。が・・・それ故、ちょっとおとなしすぎたと言う感が否めないと言う気もしました。うむ。

で、これが今期秋クールじゃなかったら『ま、もう少し様子見てみようか』と悠長ことも言ってられたのでしょうが・・・ねー(遠い目)

 

あー・・・でもなぁ。佐藤さんの、鬱屈とした思いと、だからこその熱い思いが込められた演技、そして藤原さんの、某ネコ型ロボットを思わせるような(笑)演技、どちらも本当に良いんだよなぁ・・・うーん。確かに先が気になるのは気になるしなぁ。

どうしようか。

 

・『テスラノート』

・・・覚えてますか?皆さん。今年2021年、幕開けとなる冬クールに放送された『EX-ARM』と言う作品を。

今作品『テスラノート』のPVが発表され、それを見た時、私の脳裏には『すわ・・・これは『EX-ARM』の再来かっ!』と言う、恐れと期待、相反するその両方の気持ちがない交ぜになった感情が込み上げてきたんですけど。

でもどうやら、そんな感情を抱いていたのは私だけではなかったようで『2021年は『EX-ARM』で始まり『テスラノート』で幕を閉じる。そんなアニメにとって歴史的な1年になるかもしれんぞ』と言うネット上での書き込みを見た時は、思わず吹き出してしまったのですが。

 

そんなこんなで怖いもの見たさと、わくわく期待の気持ちを込めて1話見ました。

 

はい。結論から言うと『EX-ARM』のCGよりは、はるかにマシだと感じました。キャラクター、ちゃんと瞬きするし。お口も閉じてくれるし。声優さんの動きに合わせて表情も動作もそれなりに動くので安心しつつ、『・・・ちょっと『EX-ARM』を期待してたんだけどなぁ』と残念に思ったと言うのは内緒です。はい。

でも少なくとも、ほんと『EX-ARM』の時に感じた『ほんと、声優さんが気の毒でならない』と言うような、声優さんの熱演が浮きまくりと言う感じはしなかったので、そこはほんと、安堵しました。

てなことで小原好美さんと鈴木達央さん演じるキャラクターのコンビネーション、良い。小原さんの可愛さと気の強さ、鈴木さんの良い感じにちゃらい感じと負けず嫌いな感じの演技、それは見ていてほんと、楽しかったです。前野智昭さんと中井和哉さん演じるキャラクターのコンビネーションも、対比が鮮やかで楽しかった。

 

まー・・・でも、やっぱりだめだなぁ(苦笑)。うーん・・・なんでCGにしたのか。そうしなければならない理由が、この作品にあったのか。原作漫画は読んでいませんが、表紙絵を見る限り、むしろ手描きの方が圧倒的に良い、そんな作品だと思ったのですが。

 

うーん・・・なんだろ。まずCG部分とそうじゃない部分が同一画面に並んだ時の差が酷い。これ、ほんとどうにかならないものか。またその手描きの部分の作画がひどいもんだから『これもしかしたら、手描きするより楽っていう理由だけでCGになったんじゃないか』と言う、まったく何も知らない素人である私が思い込んでしまったくらいだよ(汗)

 

あと、重力を感じさせない動きが不自然で仕方ない(笑)。こー、力を抜いた動き、たとえば手足をふらふらさせながら歩くとか、そう言う動きは割と自然なんですけれど。逆に力が必要になる動きでは、まぁCGだと、とにかく不自然に感じられて仕方ない。

1話だといくらでもそう言うシーンはあったんですけど(汗)、特にラスト、牡丹ちゃんとクルマが高齢のご夫婦を助けるため、2人に体当たりするシーンがあるんです。

・・・笑っちゃったよね。あまりの重力を感じさせない体当たりに。『え?何?牡丹ちゃんもクルマも、このご夫婦も風船なん?中身、空気なん?』と思わせるくらいの、ふわーっ、とした体当たりで・・・これも何とかならないものか。

 

そして『EX-ARM』よりはマシ、とは言え・・・やっぱり表情の動きに関しても、なんかこー、のっぺりした感じは否めないんですよねぇ。

 

で、結果。もうそう言うのが気になってしまって、お話どころではないと言う。

 

ねー。どうしてCGにしたんだろう(哲学)

 

・『サクガン』

・・・やっぱり今期、おかしい(誉め言葉)。少なくとも作画と言う点だけで見ても、これだけクオリティの高い作品が続々、放送されているの、尋常じゃないよ!

はい。と言うことで、つくづくそんなことを感じさせられた冒頭。世界観の作りこみと言うか描きこみ具合とか、キャラクターの動きとか、作画が崩れていないところとか、素晴らしかったです。そしてこういう感想を書いた作品が、この作品だけではないと言うところが、やはり今期秋アニメ、おかしい(繰り返しの誉め言葉)。

なんだろ。ちょっと児童小説っぽいにおいのするキャラデザ、動きだなぁ、とも思ったのですが。とても親しみやすいと言うか、こー、問答無用でわくわくするような。いい塩梅での可愛らしさのある絵、と言いますか。はい。

 

てなことで、こちらも秋クール、注目作品のひとつではないでしょうか。確か放送前、結構、先行上映とかされていたはずだと記憶しているのですが、その割に評判が聞こえてこなかったので、はてさてどうなのか、期待と不安を抱きつつ見たのですが。

 

『どんな話?』『一言で言えば、壮大な父娘ケンカの話だよ!』と言うような1話でした(笑)。なので冒険活劇を期待していた私は、ちょっと肩透かしを食らったような気分にはなったのですが・・・1話のラストで、一気に物語は動き出します。てなことで、こちらも本格的な物語は2話からと言うことなのでしょうね、そうなると俄然、2話以降の展開が楽しみです。

あとこちら『Project ANIMA』準大賞作品なのですが、その部門が『SF・ロボットアニメ』部門とのことで成程、変な言い方ですが最初からロボットアニメとして作られていた作品だったのですね。知らなんだ。てなことで、今後はそのロボット、メカアクションも楽しみです。ダイナミックな冒険活劇が繰り広げられそうだなぁ~。

 

そしてその中心となる父と娘、ガガンバーとメメンプー、どっちも名前が可愛い(笑)。その2人を演じていらっしゃる天希かのんさんと東地宏樹さんの掛け合いが、実に相性抜群と言うか、見ていて楽しいと言うか。

天希さんは本作が初主演。『磁場の強い声優』を目指していらっしゃるとのことですが、いや、熱量溢れる、それでいて子どもであるメメンプーの可愛らしさ、幼さも十分に感じさせる演技で素晴らしかったです!

そして東地さんは・・・個人的に、こんなにも情けなくて、ダメダメな、それでいてたまに見せるかっこよさがたまらない、そんなCV東地さんのキャラクターを見たのは初めてのような気が・・・。いや、でもほんと、メメンプーに対する愛情、背中を押してやりたい気持ちと絶対にマーカーに進ませない、そんな危険には身を投じて欲しくないと言う、相反する気持ちの間で葛藤しているところとか、そんな葛藤も笑ってごまかすようなところとか、最高に最高。

凸凹で、でも互いが互いに引っ張り合って邁進していくような。そんな父娘コンビの勢いが、おふたりの演技からは感じられました。いやぁ、今後も楽しみだ。

 

はい!てなことで本日は4作品の1話視聴感想を書いてまいりました。

 

記事内でも書きましたが、ほんと、おかしい(誉め言葉)

今期秋アニメのクオリティの高さ、作品の濃密さなどなど、どう考えてもおかしい。

そして今んとこ、割とどの作品も甲乙つけがたいくらいに面白いのも、おかしい。

それがどんどん、ぽこぽこぽこぽこと放送されているの、おかしい。

おかしい(誉め言葉)

 

こんなクールもあるんですね・・・。

アニメ好きとしては『どうしてもう少し、放送時期が分散されなかったんだ!』と頭を抱えたくなる気もするのですが・・・ははははは。

まぁ、こればっかりは仕方ない。きっとコロナの影響とかもあって、こうなってしまったんでしょうな。

 

はい。

そんな具合ですが、まだまだ1話放送されていない作品はあります。

発狂しそう(笑)

ですが頑張って、1話視聴感想、続けてまいりますので、よろしければ引き続き、お付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!

休み~2021年夏アニメの感想 その3

そうか・・・家のトイレも風呂も洗面所も使えないと言うのは、こんなにも不便なのか・・・そうか・・・。

 

はい。と言うことで絶賛リフォーム中。

職人さんたちが頑張ってくださっているのは百も承知ですが、本当にさっさと終わって欲しい、1秒でも早く終わって欲しい、お家のトイレとお風呂と洗面所を使わせて欲しい、と切望している今日この頃。

 

結局そう言うことなので、夜は銭湯に行ってるんですけど。

 

高いよ、銭湯(ちーん)

1回860円だよ。

1000円札が毎日、溶けていくよね~、あはははは~(遠い目)

 

はい。そんな具合で連休ラッシュも最終日です。

 

てなことで休みなんですけれど、夏アニメ、残り2作品の感想をアップする、そのタイミングがこの先、なかなかなさそう。

夏アニメの感想記事を、秋アニメ本格放送されている10月中旬にアップするのもなんだかな、と言う気がするので、その記事をここで書いてしまいます。はーい。

 

ではでは。感想がまだだったのは2作品『Sonny Boy』と『RE-MAIN』ですね。

早速、どうぞ。

 

・『Sonny Boy』

・・・そうか・・・こう言う最終回になったか。成程。いや、最終回の中盤辺りから、なんとなく『あ、これはもしかしたらわかりやすいハッピーエンドではないのかもしれない』『長良と希が結ばれて終わり、みたいなことにはならないのかもしれない』と言う予感はしていましたが・・・成程なぁ・・・。

 

さぁ、皆さんはこの最終回、どんなふうにとらえられましたか?私としては『ゆるやかな希望を感じさせる』、そんな最終回だったな、と思いました。

『ハッピーエンド』か『バッドエンド』かで問われると、なかなか難しいところではありますが、まぁ、でも『バッドエンド』ではないかな、と。

 

その理由としては、やはり最後の最後で長良が口にした言葉。『人生はまだこれからだ。先はもう少しだけ長い』と言う言葉にあります。

この言葉、諦念からくる言葉のようにも思えるし、何と言うか、絶望的な言葉のようにもとらえられるんですね。はい。でも私は、最終回、よりにもよって(笑)朝風と付き合っていた希の姿を見た、そしてその彼女と、短いけれど言葉を交わした長良が口にしたからこそ『だからまだ、今は大丈夫。きっと大丈夫』と言う、そんな続きがあるようにも感じられたのです。うん。

 

あー、でも朝風も、最後の最後で何と言うか、彼の本当の姿のようなものが見られて、感じられて切なかったなぁ。変な言い方かもしれませんが、朝風は『こじらせる方向が違っていた』もしかしたらこうなっていたかもしれない的な長良の姿、だったのかもしれないなぁ、とか思ったり。

 

話を戻しますと。何と言うか長良が、漂流生活、そこであった一連の様々な出来事を経たことで、彼自身でもわかるくらいに変わった、その証のように、あの言葉が思えたのですね。だから、一抹の寂しさはある。だけど決して絶望的な最後ではない。

漂流生活の中での『青春』を送ってきた少年が、いまだ『青春』の中にありながら、だけど少しだけ社会や生きることの本質に触れ、そのぬくもりと冷ややかさに戸惑いつつ、少しだけ『青春』から脱却した・・・そんなふうに感じたのです。そしてここで出てきた『青春』は、すべて、その意味するところがちょっとずつ異なっていると言うか。ちょっと何言ってるかわかんないですけど。

 

あとなんだろ。希が『飛べるようになるまで、雛の面倒を看る』と言う言葉も、とても印象的だったなぁ。この言葉を耳にしたからこそ、長良は最後のあの言葉を口にできたんじゃないかな、と思わせるくらいに。

希は、希のままだった。何も変わっていない彼女がそこにいた、いてくれていた。そのことが何より、長良にとっては救いであり、希望であり、肯定の象徴のように感じられた。だからあの言葉、だったんじゃないかなぁ、とか。

 

はい。そんなこんなでいや、なんかいろいろ考察がはかどる作品でしたね。あと個人的にはちょっと難しい部分もあったりしたのですが(汗)。でもなんでしょ、描こうとしていたことは、とてもシンプルでわかりやすい、そんな作品だったようにも思います。

あとはなんだろ。『余白を楽しむ』そんな作品だったなぁ、と言う気も。語られていない部分、その作品の『余白』を見る人がそれぞれに想像する、そう言う楽しみもある作品だったなぁ、と。だからこそ、なんだろ、この作品を見た人と『あそこはどう思う?』『最終回はハッピーエンドだと思う?』などなど、いろいろ語ってみたいなぁ、と思っている今日この頃です。

 

なんでしょ。この記事を書いてから読もう、と我慢していた、こちらのインタビュー記事を、満を持して読んだのですが。

mantan-web.jp

あー・・・成程。このインタビューを読んでから、ラストの長良の言葉や表情を見返してみると・・・あー、確かに。不気味と言うか、俗に言われる『無敵の人』が最後の覚悟を決めてしまった、そんなアレに見えないこともないな、と思ったり(汗)

 

いやほんと、なんかこー、すべてを見終わった今、いろんな余韻が胸に残る、そんな作品だったなぁ、と思います。

 

・『RE-MAIN』

・・・ぶっちゃけ途中までは、各キャラクターの魅力や、彼らを演じる声優陣の演技には魅力を感じていたものの、ストーリー的にはそんなに面白いとは思えませんでした。

ところが何話だったかは忘れましたが、みなとがかつての自分を知ってからの展開は、意外性に満ち、そして『事故で記憶を失った』と言う設定がこれ以上ないと言うほどに輝いていて、以降、ラストまでは本当に面白かったです。それこそ、物語にぐっと深みが増したなぁ、と言う気がします。はい。

成程なぁ。この展開は想像すら及ばなかったなぁ。てっきりみなとが記憶を取り戻すか否か、そればっかりだと思い込んでいたからなぁ。

 

でもなんだろう。もうひとりの自分からビデオメッセージを受け取るシーンが、描かれていましたよね。あそこのシーンは、ほんと、胸にグッと来た。それまでのみなとと、今のみなとと、これからのみなと。それぞれ、厳密に言えば『違う』みなとなのかもしれない。だけど自分が体験してきた、経験してきた、そして感じてきたからこそ、あそこまでみなとは、みなとに語ることができた。託すことができた。

そう言う意味では人間が、その人が、自分で経験したこと、感じたことを話すと言うのは、めちゃくちゃ強いことだなぁ、とも感じさせられました。

 

そして最終回。かつてのみなとと、新しい、だけど本来のみなとが山南高校水球部の皆と共につかみ取った最初の1勝。またその1点をもぎ取ったのが牛窓君と言うのも、実に展開として良いじゃないですか。

それまでいろんなキャラクターの変化が描かれていて、最後の最後に、まさしく牛歩のような足取りだけど、でも着実に、着実に努力を積み重ね変わっていった牛窓君が1点をもぎ取った。最初の1勝をつかんでくれた。

そしてまたそこには『あれ・・・嘘、ここにきて、また黒みなと(笑)が出てきてしまうの?』と思わせるようなみなとの作戦があったからこそ、と言うのも、もう最高。

 

ラスト。かつてのみなとと水球部の皆が写った写真を目にした、今のみなとの心境は、どんなだっただろうかなぁ。

自分が知らないみなと。自分が知らない自分。それが戻ってこない悲しみもあっただろうし、その時間を知らない自分への悲しみもあっただろうし。勿論、これからもしかしたら、またそのみなとが戻ってくるのかもしれないと言う不安もあったかもしれないし。

 

ただそれでも、そうした不安や切なさのようなものは漂わせつつ、どこまでも前向き、これからが楽しみでならないと感じさせるような、そしてかつての自分への惜しみない感謝や愛情を感じさせるような、そんな幕切れだったのでは、と私は思いました。

 

あ、あと。

車の中でみなとが、お母さんに『事故のことはもう気にしなくていい』と言ったシーン、そしてその言葉を受けてお母さんが涙するシーンは、私も涙腺崩壊でした。

お母さん、それはそれはつらかっただろうなぁ。しんどかっただろうなぁ。

決してシーンとしては多くなかったけれど、こう言う作品を描くうえでは避けては通れない、複雑な状況に置かれてしまった主人公を取り巻く人、その人たちの感情や変化を描いていたのも、この作品の素晴らしいところだったと思います。そしてそういう部分も描かれていたからこそ、物語により深み、奥行きが出たようにも思います。

 

元に戻すことはできない。失われてしまったものも二度と戻ってはこない。だけどそれでも、やり直すことはできる。再び、自分の人生を歩んでいく。かつての自分と共に。そして仲間と共に。

 

いや、ほんと。折り返し地点からの予想もしなかった展開、そこからの熱い物語。それを経ての最終回を見終えた今、胸にあるのはなんとも言えない切なさと、それでも笑顔を浮かべたくなるような清々しさですな。良い作品でした。

そして繰り返しにはなりますが、みなと役の上村祐翔さん含めた、山南高校水球部7名のキャラクターを演じられた声優さんの演技が、本当に、本当に素晴らしかったです!

 

はい。てなことで・・・おっと、そうか、まだ『ラブライブ!スーパースター!!』が残っているのですな・・・おのれオリンピックめ(笑)

こちらも最終回視聴次第、どこかで隙を見て(笑)感想を書きたいと思いますので、よろしければお付き合い下さい。

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかでよい一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかでよい一日でありますように。

2021年秋アニメスタート!~1話感想 その2

さぁ、どんどん視聴していかないと!

ってかまだ、放送が始まってない作品、1話すら開始されていない作品もあるんですよね!?

 

どうしたものか!

 

着実に録画される作品。

1日でも気を抜いて消化するのを忘れたら、翌日には更に本数がたまっていると言う、まさしく綱渡りのような感覚で1話視聴している今日この頃。

 

まぁ、あの、あれ。

当然ことですが、全作品、視聴するわけではないのでね、はは。

とりあえず気になる作品の1話を見ました、その感想を、と言うのがこの記事の趣旨です。はいよ。

 

てなことで第2弾も早速、スタートですよ。

 

・『無職転生異世界行ったら本気だす~』

・・・いやぁ・・・こちらも圧巻の完成度、そして面白さでしたね。とにかく作画が凄い。背景の描きこみの丁寧さとか、キャラクターの表情の豊かさとか、キャラクターたちの服装や武器の細かさとか。『美は細部に宿る』と言う言葉を実感させられる、そんな1話でございました。そしてこの作品に関しては、1期で知っているわけですから、このクオリティが全編にわたり続くと言うのがわかっているのも、個人的には嬉しい。

 

そして単に絵が綺麗、整っていると言うだけでなく、ちゃんとそれが動いている、と言うのも素晴らしいですよねぇ。なんかほんと『アニメーションを見ているぞ!』と言う満足感をしっかり、抱くことができました。

あと1期に引き続き、大原ゆい子さんによるOP、EDも、本当に作品の雰囲気を閉じ込めたような完成度の高さで、いやぁ、良かった。

 

てなことで第1話。何と言ってもCV井口裕香さんのキリシカの可愛かったこと。彼女が登場してからしばらくのシーンは、TRRIGERのような演出だと感じたのは、きっと私だけではないはず(笑)。また井口さんの可愛らしいお声、縦横無尽、天衣無縫、破天荒そのままを表現されたかのような演技も、もうたまりませんでした。

あと声優さんの演技で言えば、どの方のそれも本当に素晴らしいのですが。個人的には、ルイジェルド役の浪川大輔さんの演技が、ほーんと、良いのよ。文句なし、私の中でのCV浪川さんキャラ、ナンバー1だわ。それくらいに、何と言うか、こー、子どもであるルーデウスとエリス、2人を見守りつつ、だけど2人に対して対等であろうとしている。そう言う大人な部分がめちゃくちゃ感じられて、本当に良い。好き。

 

てなことで、約束されたクオリティの高さで繰り広げられる2クール目の物語。『すれ違ってるよ!すれ違ってる!』と突っ込みを入れざるを得なかった(笑)、ロキシーとの再会を、ルーデウスは無事、果たすことができるのか。楽しみです!

 

・『月とライカと吸血鬼』

・・・さぁ、どうしようか。期待していた以上に面白かった。面白かったと言うか、とてもわかりやすく、見やすくまとめられていた1話だったな、と。あとキャラデザがごてごてしていなくて、すっとした感じだったのもめちゃくちゃ好感持てました。

イカのことは、犬好き人間しては絶対に許すまじ、と言う感じなのですが、本作はそれをモチーフに『非人間的な扱いが許される』対象として、吸血鬼が選ばれた、と言うことなんですね。なんで吸血鬼なのか、原作知らない私はそこが謎だったのですが、成程ね。

 

で、その吸血鬼、人間嫌いの吸血鬼の少女と、まっすぐな気持ちを持った少年を中心に物語は描かれていく・・・と言うことで、そのふたつの種族の間にある、様々なわだかまりとか誤解。そして人間側の差別のようなものが描かれるんだろうなぁ、と思うと、あぁ、これ、私の好きなタイプのお話なんだよなぁ・・・。

あと個人的に、幼い頃に様々な事情があった挙句に肉親を手にかけてしまう、そんな過酷な過去を背負っていないCV内山昂輝さんキャラは久しぶり過ぎて、心底、この少年、レフは幸せになってくれ、と思いました。いや、でも、良い。でしゃばるわけでなく、控えめだけど、まっすぐで、熱い気持ちを持っているレフと言う少年のことが、1話でしっかりと伝わってくる、そんな内山さんの演技だったなぁ、と。

 

そして吸血鬼の少女を演じられるのは林原めぐみさん。なんだろ。林原さんの演技と内山さんの演技の、ものすごく、こー、自然なんだけどちゃんとアニメとして溶け込んでいる、そこから浮いていない演技の相性と言うのが、めちゃくちゃ抜群だと私は思ったのですが、皆さんはいかがでしょうか。

 

さぁ、まいった。正直、こんだけ見たい作品があるクールなので『まぁ、1話切りかなぁ。お話としてはそんなに派手さがあるわけでもなさそうだしなぁ』と思っていたのですが・・・まいった。良い意味で予想を裏切ってくれたぞ。

さぁ、まいった(何度目)

 

・『吸血鬼すぐ死ぬ』

・・・てなことで秋クールは吸血鬼、大活躍のクールでもございます。面白いですね、こういうのって妙に重なったりするんだよなぁ。偶然なのか何なのか。

その中でもアニメ化発表直後から期待の声が聞こえていた、吸血鬼作品の大本命と言っても良いのがこちらの作品ではないでしょうか。私としては、こっそり、書店にあった原作漫画1話が収録されていた無料冊子を読んだ時には、それほどはまる感じ、ぶっちゃけると面白いとは感じなかったのですが・・・。

 

面白かったわ(熱い掌返し(笑))。ただやっぱり、こういう作品は15分のショートアニメでも良いんじゃないか、と言う気がしなくもなかったけれど、そのあたりもしっかり、お話が分けられていたことで、テンポよくみられるような工夫がされていたなぁ、と感じました。はい。

 

てなことで、まずはOPですね。良い。福山潤さんの楽曲、そしてロナルドとドラルクが仲良く手を取り合ってダンスしている絵も、最高に作品の雰囲気を取り込んでいて、聞いていて、見ていてめちゃくちゃ楽しかったです。ってかなんでハンター、狩る側と、吸血鬼、狩られる側が仲良く手を取り合って楽しくダンスしてんだよ(笑)。そんな突込みもしかし野暮なほどに、ほんと、こー、一瞬で物語の世界へと誘ってくれるような、導入しては最高のOPだったように思います。

あとは本編ですね。怒涛の冴えわたるツッコミ、古川慎さん、お疲れ様です。でもちゃんとかっこよかったのが流石。そして最弱の吸血鬼、ドラルク役の福山潤さんは、まぁ、あの、うん。何と言うか、もうこう言う、怒涛の如く喋る、喚く、ボケる、そう言う役を演じられたら右に出る人はいらっしゃいませんものね、最高でした。あとちょっと可愛さが滲んでいるのが、これまた最高に最高。

そしてジョンCV田村睦心さん。可愛すぎだろうよ。

 

全編、色遣いがぱきっとしていたのも、原作の雰囲気を生かしてのものなんでしょうね。とても見ていて楽しかったです。目にやさしくない感じに見えそうだけど、でも目にやさしい、絶妙な色使い、そのコントラストと言う感じがしました。これがあるからこその、マッドハウス制作なのかなぁ、と感じたり。

なんだろ。全体的にちょっと懐かしい感じのする作品、作風、演出、色使いのような気がするのですが・・・こー、昭和の、私が子どもだった時に、夕方くらいに放送されていたアニメを彷彿とさせると言いますか・・・。

 

てなことで1話だけでドラルク、何回死んだのか。10回目までは数えていたのですが、それ以降はカウンターが止まってしまっていました、はは。

 

さぁ、と言うことで本作もぶっちゃけると『まぁ、原作、それほど面白いとは思えなかったし。多分1話切りだろうなぁ』と思っていたのですが、どうしよう面白かった。

 

どうしよう。

 

はい。と言うことで本日はこちらの3作品の1話感想を書きました。

無職転生』はともかく、吸血鬼2作品(雑なまとめ方すぎる(汗))は、予想以上に面白く、切るのが惜しいなぁ・・・まいったなぁ。

そして何より、まだ秋アニメ、1話ラッシュは続きます。

既にへとへとになりかけている私ですが、頑張るぞ(笑)

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!

2021年秋アニメスタート!~1話感想 その1

はい!

始まりました、大作、話題作揃いの2021年秋アニメ!

未だ見たい作品が絞り切れていない私は、どうしたものかと頭を悩ませているのですが、とりあえず1話に関しては気になる作品は片っ端から見てやろう、と心に決め、録画予約をどんどんしております。

 

てなことで、早速、1話視聴した作品の感想を書いていきたいと思います。

 

・『ブルーピリオド』

・・・『小学生の時、美術の授業で机の上のみかんの絵を描くと言う課題があり、私なりに一生懸命、みかんを描いたにも関わらず、先生に『〇〇さん、まじめにみかんを描いて下さい』と真剣に皆の前で怒られた』私にとって、『描きたい!』『好きだ!』と思った光景や対象を、あんなふうに紙の上に描き起こせる時点で、八虎にはやはり『絵の才能』と言うものがあるのではないか、と心底、思いました。

人を描くにしても、私はどれだけ頑張っても、棒線と○のやつしか描けないし、だけど想像するのも、物語を考えるのも作るのも好きだから、『今、私の頭の中にあるこの人物や光景を、そのまま、絵に描くことができたら、どれだけいいだろうか』と何度も思って、だけど圧倒的にそれができない自分に、決定的に絵心と言うものを持たずして生まれてきた(笑)自分に泣きそうになったことも、何度もあるくらいです。

せめて人並みに描けるように、と思い本なんかを見て勉強しようともしたけれど、そもそも、そうした本に載せられている『へたくそな絵』すら、既に私にとっては『え?これだけ描けたら上出来なんじゃないの?』と言うレベルだったもんですから、もうその時点で心砕かれたことも一度や二度ではないと言う(ちーん)

だからやっぱり私にとって『絵を描く』ことは、その技術を磨くと言うことにおいては努力が必要だけれど、その第一歩は圧倒的に才能の有無がモノを言う、そう言うものだと言う思い込みがあります。

 

圧倒的に絵を描けない、目の前にその対象がありながら、それを絵として描き起こすことすらできない私は『美術は面白い。自分に素直な人ほど強い』と言う美術部の先生の言葉や『手放しに才能って言われると、何もやってないって言われてるみたいで』と言う先輩の言葉に『あぁ、この人たちは多分、本当に、本当に、まったく絵が描けない人と出会ったことがないんだろうなぁ』とぼんやりと思いましたが、多分、この作品はそういう作品ではないはずです(笑)

 

はい。てなことでちゃんとした感想を描きましょう。今期、注目作品のひとつと言ってもよいでしょう。期待しながら視聴しましたが、うん、面白かったです。ちょっと駆け足な感じが否めないこともなかったですが。

終盤『絵を描くこと』、それを時間の無駄だと頭では理解していながら、だけどそれを止めることができない八虎の心境は、もうめちゃくちゃ理解できて、だからこそ、八虎同様、心の奥底から、高揚とも期待とも楽しみともしれない感情が湧き上がってくるような、そんな感覚を味わいました。

 

春クール作品『セスタス』で初主演を務められた峯田大夢さんの演技は、良い意味で『そうか、こう言う感じか』と言う驚きがありました。八虎の青い感じがめちゃくちゃ伝わってきていて、気持ちが先行している演技が、八虎の焦燥、急速に膨れ上がる美術への思いにマッチしているように私は感じたので、これからが本当に楽しみです。

あと鮎川龍二役の花守ゆみりさんは、本当にうまい。もう、ぐうの音も出ないわ。

そして何より1話において圧倒的な存在感、それ故に、話す言葉のひとつひとつに圧倒的な説得力を持たせていた平野文さんの演技の素晴らしかったこと。なんだろ、やっぱりこう言う役を、こう言うベテランの演者さんが演じられると、もう圧倒的にキャラクター同士の関係性とか、その空間とか、お話全体がぐっ、と引き締まる、そう言うのを改めて感じさせられました。

 

私にとっては、冒頭にも書きましたが八虎もやはり『絵を描くこと』の才能に満ちた人です。

だけど世の中には、多分、そういう人はごまんといます。

そしてその才能の質、のようなもので言えば、八虎のそれは多分『人並み』程度のものなのでしょう。『人並み』程度の絵の才能すら持ち合わせていない私が言うな、って突っ込まれそうですけど(汗)

それを知り、それに打ちのめされた八虎は、それでもどう『絵を描くこと』と向き合っていくのか。『絵を描くこと』を好きだと、言い続けることができるのか。そしてまた『絵を描くこと』の才能に溢れた、たくさんのキャラクターの登場も、今から楽しみです。

 

・『メガトン級ムサシ』

・・・吸血鬼ものが多いと話題になっている秋クールですが、ロボット作品も何気に、多いんですよね。ロボットと言うか、メカが登場する作品としては4作品が放送予定となっているのかな?

てなわけでその内の1作品がこちらでございます。個人的にはメインキャラクター演じる声優陣が良い。人気、勢いもあり、更に着実にキャリアも積み重ねている、そう言う方々を集めたなぁ、と言う感じで、もうこれだけでもわくわくします。はい。

 

てなことで1話の感想ですが・・・様子見と言う感じですかね。肝心のロボット戦闘は2話っぽいし。お話としてはまさしく世界観の説明と言う感じでした。なので、うーん、1話のみで判断するのはなかなか難しいな、と。

ただ先にも書きましたが、1話でクローズアップされていた男子3人、それぞれ熱血系ヤンキーを増田俊樹さん、情に厚い番町系を武内駿輔さん、そしていけ好かないインテリを斉藤壮馬さんが演じていらっしゃるのですが、もうこれが、実にそれぞれのキャラと声優さんのはまり具合がお見事で、それだけでも私は楽しかった。

で、プラスここから、内山昂輝さん演じる心を閉ざした美男異能男子、潘めぐみさん演じるツンデレ格闘ショートヘアガールなどなど、それはもう『あー、もう!こんなん、この声優さんにはまりすぎるに決まってるやん!』と言うようなキャラクターが続々、登場してくるはずなので、それを考えると、1話で切ってしまうのは惜しいかな、と。

 

あとロボット作品には欠かすことができない、と個人的には思っている裏方のキャラクター、その存在がしっかりと描かれている。なおかつ、めちゃくちゃ個性が強いと言うのも、私としては好感が持てました。

そして対する敵方には、沢城みゆきさんと櫻井孝宏さんのお名前がある、という時点でやっぱり、もう少し追いかけたい。

てなことで、1話単体では満足度はそこそこ、でもここからの展開などへの期待はとても大きい、と言うのが現段階での感想です。さぁ、2話でどう転がるか!

 

・『海賊王女』

・・・はい、ぶっちぎり今期No.1・・・って、いや、この時点でまだ1話視聴作品3作品目なんですけど(笑)。いや、でももう、期待通り、否、期待以上の面白さでした。アバン→OPでがっつり魂つかまれて、JUNNAさん×梶浦由紀さんのOPで、もう気分は最高潮、そしてそのまま物語の世界に引きずり込まれて、気が付いたら『えっ!もう終わり?』となっていた、そんな1話、およそ24分でございました。

いやぁ、これはもう、素晴らしいの一言。そして面白かったの一言。シリアスあり、でもそのシリアスが長続きしないコメディ要素もあり。それでいてフェナと雪丸ラブロマンスを思わせる要素もありつつ、壮大な冒険活劇になりそうな予感もするし。あと洋の世界観と、和の世界観、そのふたつが良い具合に、お互いの存在を主張しつつ、でもしっかりと同居している世界観と言うのもたまらん。

 

何を語ればいいのやら、とりあえずまずは作画ですよ、作画。あと動き。さすがはProduction I.Gですよ!キャラクターたちの表情の豊かさ、そしてそれも含めて、キャラクターたちがちゃんと動くことで、文字通り『動く』ことを描くことで、物語が動いている。うーん、まさしくこれぞ、理想的なアニメーション!

そして声優さんの演技も、本当に見どころ満載でした。フェナ演じる瀬戸麻沙美さんの演技は、安定感抜群。辛い境遇にあるはずなのに、それを感じさせない明るさと強さ、そういったものを実に溌溂と、のびのびと演じていらっしゃって、もう彼女の一喜一憂する姿、表情に笑ったり、『頑張れ!』と応援したり。あとサルマンとオットー、元イケメン騎士(笑)2人、それぞれを演じていらっしゃった村治学さんと平田広明さんの演技も、本当に見てて楽しかった。そしてあのイケメンでCV森川智之さんとか、もう笑っちゃったよね、はまり役過ぎて、ずる過ぎて。でもこの人、多分、悪い人だよね。

 

あとちょこっとしか喋ってない、出番としてはなかったのに真田家の面々、精鋭部隊の存在感が既にかっこよすぎ!それぞれの声優さんの演技もちょろっとしか出てこなかったけれど、ダメ、もうダメ、既にかっこよすぎ、はまりすぎ、ずるい。

す!めっちゃ良い声だよ!す!紫壇さんは中の人が櫻井孝宏さんと言うことで、裏切ったりしませんか?悠木碧さんの花梨ちゃんは、ただひたすら可愛いし、可愛さで言えば佐藤元さん(兄の方)と逢坂良太さん(弟の方)の双子もこれ、可愛すぎんだろ。

この人たちがこれからフェナと共に活躍する姿を見せてくれるのだと思うと、あかん、興奮が止まらないよ!ってか誰も死なないでね!

 

あとこれは公式情報なんですけど・・・す・・・もとい鈴木峻汰さんが演じていらっしゃる、フェナの運命の相手(もう私の頭の中ではそうなってんだよ!)雪丸は童貞だよ!さっきも書いたけどこれは公式の情報だよ!鈴木さんが監督に確認したってインタビューでおっしゃってたから、声を大にして言っても大丈夫なやつだよ!

雪丸は童貞だよ!

うふふ。それを知ったうえで、彼のフェナに対する接し方とかを見ると・・・ふふ、あかん、もう今からにやにやが止まらないよね!

 

はい。てなことで、いやぁ、1話、本当に面白かった。これからの物語、その幕開けにふさわしい1話だったと思うし、だからこそ、ここから先の物語にますます期待が膨らみました。さして心配はしていないし、余計なお世話だとは思いますが、どうかこのままの勢い、面白さで全12話、突っ走っていただきたいです!

 

てなことで、1話視聴感想、まずはこちらの3作品の感想をお送りいたしました。

 

絵心と言うものの一切をもって生まれてこなかったばかりに、なんだか複雑な見方をしてしまったような気もしますが(汗)、でも作品としては純粋に、登場人物たちの心情描写が面白そうだと思えた『ブルーピリオド』。

とりあえず2話以降の展開次第ですが、個人的にはやっぱり気になる。声優陣が演じられるキャラクターとのはまり具合も含め、期待はまだ高めな『メガトン級ムサシ』。

そして期待通り、いや期待以上の興奮と面白さ、完成度の高さで圧巻の滑り出しを見せてくれた『海賊王女』と言う感じですかね。はい。

 

てなことで、1話感想記事はどんどん続きます。とりあえず、ほんと、気になる作品の1話は全部見てやろうと言う、妙な気合の入れ具合なので、よろしければ引き続きお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!

これを機に是非とも!~『輪るピングドラム』再放送、始まるよ!

どこで!?

BS11ですよ!

いつから!?

明日、10月6日からスタートで、毎週水曜日の24時からですよ!

水曜日、そのままずーっと起きてて迎える夜の12時ですよ!

 

はい。

 

てなことで、大事な情報をまとめると。

明日、10月6日の24時から、毎週水曜24時、BS11にて『輪るピングドラム』が放送されます!

 

と言うことでせっかくなので、これを機に、是非とも多くの方に本作品を見ていただきたい!そんな思いを込めまして、本日は『輪るピングドラム』紹介記事なんかを書いていこうとおもいます。はい。

 

輪るピングドラム』は2011年に放送されたオリジナルテレビアニメです。ですので今年で10周年を迎えたわけですね。

2022年には劇場版全2部作品の公開もすでに発表されていますので、まさしく『いや、興味はあったんだけど見たことはまだないんだよね~』と言う方は、今が、今が視聴するチャンスです!

 

ぶっちゃけYouTubeでも公開されているんですけどね。

こちらは1週間限定、しかももう、ぜん24話のかなり佳境部分まで進んでしまっているので、1話から視聴するのであれば、断然、今回の再放送がおすすめなのです。

 

簡単なあらすじを紹介していくと・・・と言う前に、あらすじを紹介しなくても、この一言を書けば、察しのいい方は大体の想像がつくのではないかな、と言うことで、本作品の監督、脚本は幾原邦彦さんです。『さらざんまい』や『ユリ熊嵐』『少女革命ウテナ』で原案や監督を務められた方です。

なのでものすっごい乱暴な言い方をしますと『輪るピングドラム』も、そうした作品と共通した作風に満ち満ちた作品だと言えると思います。

 

難解。過剰なまでのギャグ演出。繰り返し演出。独特過ぎる演出。壮大な、叩きつけんばかりの愛の表現。シュール。

 

だがそこがたまらん(たまらん)

 

なので『あー、幾原監督の作品なのか~(明るい感じ)』と言う方は、本作品も十分、楽しんで見て頂ける可能性が高いかと思います。

逆に『あー、幾原監督の作品なのか~(棒読みあるいは下がっていく感じ)』と言う方は・・・まぁ、あの、無理はなさらず・・・と、とりあえず1話だけでも様子見して頂くとよろしいかと。

 

高倉冠葉と高倉晶馬の兄弟には陽毬と言う妹がいます。兄弟が愛する陽毬は不治の病に侵されていました。余命わずかと宣告された妹の願いをかなえるため、兄弟は陽毬と共に、思い出の水族館へと出かけます。しかしそこで陽毬は倒れてしまい、搬送先の病院で亡くなってしまいます。

悲嘆にくれる兄弟でしたが、その彼らの目の前で突如として陽毬がよみがえります。水族館で購入したペンギン型の帽子を被り、『生存戦略!』の掛け声とともに。

 

陽毬は、その帽子を被っている間は『プリンセス・オブ・ザ・クリスタル』と言う別人格になっていることが明らかになります。そしてそのプリンセスは、兄弟に対し、陽毬の命を救いたければ『ピングドラム』を入手しろ、と命じます。

かくして愛おしい妹の命を救うため『ピングドラム』探しに奮闘する2人の物語が幕を開ける・・・と言うのが簡単なあらすじです。

 

で。

結局、ピングドラムって何だったの?(どーん)

 

全24話、視聴した私の、今の率直な思いです(笑)

そして盛大なネタバレ(汗)

いや、でも『ピングドラム』は何なのか、その答えは、多分、見た人、1人1人によって全く異なるものだと、私は思っています。

 

わかりましたね。つまりはそう言う作品です。

ネットでも検索、かけてみて下さい。

ピングドラム』その正体に関しては、様々な考察がなされていますから。

なので少なくとも『えー、作中で提示された謎は、きれいに解明されてないと嫌だなぁ』と言う方には、残念ながら本作品は向いていないかと思います。はい。

 

輪るピングドラム』も、そういう作品なのです。

難解。投げっぱなし。

そこがいい。

 

はい。

 

てなことでもう少しだけ、物語を紹介していきますと。

ピングドラム』を探し求める兄弟2人の物語は、やがて様々な人たちをも巻き込んでいきます。

とは言え、前半はとにかく見ていて疲れるくらいの(笑)力技コメディ的演出とでも言いますか『これでもかっ!』『これでもかっ!』と言わんばかりの過剰な演出で、眩しすぎて目が眩むくらいの明るさで物語は進んでいきます。

しかし後半、何話だったかはちょっと忘れてしまったのですが、そこで高倉兄弟、その過去の物語が描かれてからは一転、非常にシリアスな雰囲気で物語は深度を増していきます。

 

試しに1話を視聴された後、YouTubeで公開されている後半、物語のラスト部分の物語を視聴してみると、よくわかると思います。

『え?どうしてこうなるの!?』と(笑)

 

前半は振り回すような速度で。

そして後半はこちらの胸をえぐるような深度で。

 

その結果、最終回には途方もない感情が胸を覆いつくすのです。

 

なんだこれ、こんな作品、他には知らないぞ。

それがいい。

 

個人的には、先ほどから再三、書いていますが『愛』の物語だと思っています。

ってか『愛』と言うのは、幾原監督の作品すべてに共通しているものだと、私は勝手に思っています。

『愛』、慈しみ安らかなそれだけではない、ありとあらゆる感情、それらすべてをない交ぜにした挙句に生まれて残った感情であるところの『愛』です。

 

作品のキーワード、そして登場人物たちが度々、口にしている『何者にもなれない』と言う言葉。その言葉通り『何者にもなれない』存在でしかないキャラクターたちが『愛』を貫き通すことで『せめて誰かにとっての、唯一の何者かになろう』と懸命にもがき、抗い、無様な姿をさらけ出す、そんな作品だと思います。

 

あと最近、ちょっと話題になっている言葉『親ガチャ』

その言葉についても考えさせられると言うか。

『どんな親の元に生まれてくるのかわからないのに、生まれてきた挙句に、自らの存在に罪が付きまとう』そのことの圧倒的な虚しさとやるせない怒り、そうしたものも感じさせる作品だなぁ、とも思うのですが。

 

まぁ、とにもかくにも、決して目新しいことを描いているわけではないのです。

でも、だからいい。

『愛』それを完膚なきまでに描きとおそうとしている。

だから面白いのに、くどいのに、なぜか胸に突き刺すような痛みが走るんですわ。

そして哲学的ですらあり、なのに途方もなく人間臭い物語。

 

はい。

高倉兄弟の兄、冠葉を木村昴さん、高倉兄弟の弟、晶馬を木村良平さん、そして2人から愛される妹、陽毬を荒川美穂が演じていらっしゃいます。

その他、物語が進むにつれ登場人物もどんどん増えていくのですが、三宅麻理恵さん、石田彰さん、能登麻美子さん、堀江由衣さんや豊崎愛生さんなどがご出演されています。皆さん、それぞれ演じられているキャラクターが濃いっ!

 

で、特筆すべきはやはり、木村昴さんと木村良平さんの演技です。

このブログでも再三、書いてきましたが、冠葉を演じられた木村昴さん。オーディションの際、幾原監督からも、その演技のつたなさを指摘されたと言う逸話からもお分かりいただけるかと思いますが、まぁ、あの、演技としては、うん、決して、決して『うまい!』とは言い難いのです。はい。

 

ただだからこそ、技術としての『演技力』はまだまだだけれど、とにかく気持ちだけは必死に、必死に、と言う木村昴さんの演技が、めちゃくちゃ冠葉と言うキャラクターにはまっているんですね。うん。これはもはや奇跡的と言っても良いくらいだと、私は勝手に思っています。

そして一方の木村良平さんはと言えば、この時点でも既に演者として地位を確立されていらっしゃったわけで、とにかく『うまい』。演技がうまい。

その演技のうまさが、これまた晶馬と言うキャラクターに見事にはまっていて、加えて木村昴さんの演技や冠葉との対比も、実に鮮やかだった。

これは本当、このキャスティングは今から考えても、神がかり的だなぁ、と思うのです。

 

で、そんな兄2人から『愛』を注がれる妹の陽毬。

彼女を演じられた荒川さんの演技、無垢さをそのままの形で差し出してくるかのような演技と言うのも、もうお見事の一言。そしてだからこそ、別人格であるプリンセスの時の演技の、ある種の妖艶さも素晴らしいんですよね。

 

劇場版の公開、今から本当に楽しみなんですけれど・・・。

冠葉がもし、出てきたとして・・・でも、多分、今の木村昴さんが演じる冠葉は、絶対に2011年にテレビで放送されていた冠葉とは違う冠葉だよな、と私はぼんやり思うのです。

 

『その時』にしかできない演技。声優さんご本人の意識とは関係なしに『その時』にしかできない演技があるのだとすれば、本作品の高倉冠葉を演じられた木村昴さんの演技は、それに該当すると思います。はい。

 

でもまた、だからこそ、いいんですよねぇ、うん。

ほんと、ほんと、この役者と役の巡り会わせは、もはや運命的なものすら感じさせるもんなぁ、と。

 

はい。

 

てなことで、なんかまとまりのない内容になってしまいましたが。

とにもかくにもとりあえず、まだ見たことがないと言う方は、1話だけでも見てみて下さい、お願いします、私の軽い頭ならいくらでも下げるので(土下座)

1話から想像もつかないような展開に、物語は転がっていくので、1話でダメだった、じゃあもう切るね、と言う1話切りはもったいないのですが、なにせ2クール、24話作品ですからね。

貴重の時間のことを考えると、やはり1話である程度の判断をするのも、重要なことかな、とは思いますので。はい。

 

逆に1話で『おっ、これはなかなか面白そう』とか『とにかく意味は分からんけど好き』と思われた方は、ウエルカムです。

どうぞ、どうぞ、そのまま物語を追い続けて下さい。

 

はい。

 

そんなこんなで本日は今年、めでたく10周年を迎えた『輪るピングドラム』、その再放送を記念した紹介記事をお送りいたしました。

ちっともうまく紹介できている気はしないのですが、大丈夫。

そういう作品(良い意味で)なので、大丈夫です。

 

考えるな!感じろ!

 

笑。

 

私もなぁ、見たいなぁ。

ただ秋クール、とにかく見たい作品が多すぎるからなぁ・・・。

悩ましい・・・くぅ・・・。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!

休み~またも連休

ふふ。と言うことでまたも連休です。

今日と明日休み。

で、6日行ったら、また連休。

ふふ。

 

でも今日から、お家いじり・・・もといリフォームが始まります。

面倒くさいなぁ。

結構、長い期間なので、なかなか神経使いそうです。

あと何よりねこさんだよ・・・ねこさん、気を付けていないと、うっかりお外に出ちゃうかもしれない。

ねこさんを見守るために休みました・・・と言うのは嘘ですが、それでも、せっかく頂いたお休みなので、しっかりねこさんを見張ろうと思います。

はい。

 

そんな具合です。

日中は暑いですが、朝夕は涼しい。

そして暑いと言えども、真夏のそれに比べたらはるかに涼しくなっている。

だからでしょうね。

蚊がどこからともなく出てきやがりました。

昨夜からぷんぷんぷんぷんとうるさく、どうにか仕留めてやろうと思っているのですが、仕留めそこない続けています・・・こんちくしょうめ。

 

はい。

昨日、阪神甲子園球場で行われた阪神VS中日戦で逢坂良太さんが始球式を行われたそうで。なんでもノーバンでキャッチャーまで届いたとのことで、読んだスポーツ新聞の記事では『どよめきが起こった』って書いてあったんですけど、どうなんでしょう。

いつだったか、土曜日?金曜日?それくらいの巨人戦では、確か松岡禎丞さんが始球式されたんじゃなかったでしたっけ?

凄いなぁ。

そして何よりびっくりしたのは、逢坂さんが35歳だと言うことにびっくりしました。

そうか・・・いや、ほんとくどいようですけど、逢坂さんはデビュー当時からずっとアニメ作品などで知っている声優さんで、私のアニメ歴史、声優さん歴史は、逢坂さんの声優としてのキャリアと綺麗に重なっていると言っても過言ではないのですよ。

だからその逢坂さんが、35歳と言うのが、なんかもう、いろんな時間の流れの重みを感じさせるようで、私としてはびっくりしたのです。

 

・・・いや、しかし35歳には見えないよね、うん・・・。

ぶっちゃけ、ちょっと体格の出来上がった高校球児って言っても、通用するんじゃなかろうか・・・俗に言うベビーフェイスなんだろうなぁ・・・。

 

おおっ、そして松岡さんも35歳になられたのか。

そうかー・・・松岡さんも35歳か~。

いやー、なんか、そうかー。

当たり前だけど声優さんも、こうして年齢を重ねていかれるんだなぁ(当たり前だ)

 

まぁ、でも、全体的に声優さんって、皆さん、年齢よりも若く見えますよね?

やっぱりお仕事的に、こー、気持ちが若いと言うか、気持ちが常に新鮮であったり、いろんな感情に対して敏感であることが多いから、そういうところから若々しさみたいなものが出てきているのかなぁ?

 

鈴村健一さん、47歳なんだぜ(唐突)

この前の『プレバンラボ』でお誕生日お祝いされていて、結果として逢坂さんのサイン入りブロマイドをプレゼントされていたけれど(笑)

47歳!とてもじゃないが見えない。ってか鈴村さんこそ、ほんと、どんな大変なことももポジティブに、前向きに乗り越えていこうぜ!的なオーラがいつ見ても漂っている気がする。

だから47歳って聞いても、全然、良い意味でピンとこないわ(笑)

 

ねー・・・やっぱり気持ちって大事ですよねぇ。

私なんざ、多分、気持ちで言えばもう60代くらいに突入している気がするもんなぁ。

あはははは、と。

 

はーい。そんなこんなでそんなこんな。

ねこさんの見守りはしますが、ガソリンを入れに行くのと、やる気があれば本を買いに書店には出かけたいと思っています。

 

思っているだけ。

『行く』とは言ってないぞ、うへへへへ。

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかでよい一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかでよい一日でありますように。

祝!お誕生日記念~内田雄馬さん&花守ゆみりさん&古川慎さん

アニメ情報サイト『アニメ!アニメ!』さんでは、お誕生日を迎えられる声優さんが演じてこられたキャラクターの人気投票を実施。そしてその声優さんのお誕生日当日、また後日にその結果を発表すると言う企画が行われています。

不定期ではありますが、その結果について、ひとりでやんややんやと盛り上がろう、と言うのがこちらの記事でございます。

 

と言うことで・・・何時ぶりだ・・・内山昂輝さんと畠中祐さんのお誕生日以来か。

もう少し定期的にアップしたい気持ちはあるのですが・・・と言ういつもの言い訳はもういいとしまして、本日、取り上げさせて頂くのはタイトルにも書きました通りのお三方、内田雄馬さん、花守ゆみりさん、古川慎さんでございます。

個人的には『今、勢いある若手声優』と言うテーマをつけてみました(どーん)

 

はーい。そんなこんなで、ではでは早速、内田さんの結果から見てまいりましょう!

内田さんは9月21日がお誕生日でございました。内田さん、お誕生日おめでとうございます!声優として、そしてアーティストとしてお忙しいのは百も承知ですが、そろりとSideMの方にも顔を出していただくと、とても、とても嬉しいです(どーん)

 

いやぁ・・・ほんと、ここ数年の内田さんのブレイクったら、凄いものがありますよね。まさしく飛ぶ鳥を落とす勢いそのままと言いますか。声優としては、あの圧倒的に硬質で、頑なさや不器用さを感じさせるような声を武器に、俗にいう『ぶっきらぼうツンデレ少年』をどんどん演じられているのが、個人的にはとても印象に残っています・・・内田さん演じられるそう言う少年、大好き(にっこり)

アーティストとしての堂々たるパフォーマンス姿の一方で、ご本人の、あの愛嬌満載のキャラクターと言うのも、内田さんらしい魅力ですよね。

 

ではでは。2021年度、CV内田さんキャラクターの中で人気を集めたキャラクター、トップ3を早速、見てまいりましょう。

 

まず3位は・・・はいっ!冒頭にも書いたコンテンツから、このキャラクターです!『アイドルマスターSideM』の桜庭薫でございます!

 

桜庭先生のライブパフォーマンスが見たい!さすがに、そろっと、3人揃ったDRAMATIC STARSが見たい!(どーん)

はい。いやぁ・・・でもほんと、内田さんの硬質な声、そして冷静と情熱、シビアさと優しさ、そのバランスが絶妙な演技は、桜庭先生にぴったりですよね。うんうん。

更にパフォーマンスでも、その冷静さがじょじょに情熱へと変化していって、溢れんばかりの感情を歌声やダンスに乗せて、と言う姿が、もうリアル桜庭先生。

なのでお願い・・・来年の東京でのライブ・・・ドラスタ・・・3人揃って・・・って何だこの感想は、もはやただのお願いになってるじゃないか(笑)

 

続く2位にランクインしたのは・・・『呪術廻戦』の伏黒恵がランクインです!あー、そうか。去年の秋クールからの放送だったから、去年のこのアンケート結果ではランクインしていなかったのか。初登場にして2位と言うのは、やはり作品の凄まじい人気を感じさせる結果ですね。

 

伏黒もまた、ちょっとぶっきらぼうで、頑なさがあって。ツンツンしてて、でも芯はめちゃくちゃ優しくて、そして熱い、と言うCV内田さんキャラの代表格のような少年のような気がします。

だから・・・と言う言い方も失礼になってしまうのかもしれませんが、とにもかくにも、本当に内田さんのお声がぴったり。だから微塵の違和感もなくすっ、と内田さんの声、演技で伏黒恵と言う少年が作中で息づいていたように思います。あとどちらかと言えば柔の印象がある主人公、虎杖悠仁役の榎木淳弥さんとの声の対比も、声優好きとしては非常に萌えました。ふふ。

 

そして栄えある1位に輝いたのは・・・色褪せない不朽の名作『BANANA FISH』のアッシュ・リンクスでございました!支持率は約42%、去年に引き続きのトップと言うことで、もはやぶっちぎりの強さですね。

 

いやー・・・でも本作品は本当に、本当に、発表された当時から今に至るまで、多くの人に愛されている作品です。アニメ化が発表された時も、それはそれはもう賛否両論、歓喜の声と反対の声とが入り混じって大きな話題になっていたように記憶しています。だからこそ、この物語の主役であるアッシュ・リンクスを演じられると言うのは、もう並々ならぬプッシャーや緊張感があったと、勝手ながらに思うのですが。

 

めちゃめちゃ良かった、と私は思います。はい。アッシュ・リンクスと言う少年の人間離れした強さと、人間らし過ぎる脆さ。年齢不相応な成熟と、年齢相応の未成熟さと。そうした相反するありとあらゆる感情を、実に丁寧に、繊細に演じられていた印象があります。そして何より、英二と出会ってからの変化、アッシュ本人も戸惑うようなその変化の演技と言うのが、もう見ていてめちゃくちゃ胸打たれました。いや、ほんと、数々のキャラクターを演じてこられた内田さんの中でも、まさに代表格の1人と言っても良い、そんなキャラクターだと思います。

 

はい。と言うことでその他の結果はこちらからどうぞ。

animeanime.jp

あー・・・やっぱり全体的に『ぶっきらぼうで不器用だけど、でも芯はとても熱くて優しい青年』と言うキャラクターが多くランクインしているように感じました。

4位とか9位とか。どちらのキャラクターの演技も、ほんと、なんか見ていてにまにまかが止まらないくらいに良かったなぁ~。一方で9位にランクインした、某ご長寿アイドルコンテンツのアイドルは、そう考えると、CV内田さんの中では、ちょっと珍しい感じがすると思ったのですが、いかがでしょうか。

 

はい!ではでは、お次は花守さんです。花守さんは9月29日にお誕生日を迎えられました。花守さん、お誕生日おめでとうございます!

 

椅子の奪い合い、そして生き残りが苛烈極まりない女性声優の世界の中でも、ここ数年、躍進目覚ましく、活躍し続けていらっしゃる女性声優さんのひとりが、花守さんだと思います。

いや、でもそれも頷けると言いますか。ちょっと低めの声、ハスキーさが入り混じる声、その一方で可愛らしい声、と声の使い分けもさることながら、とにかく演技がめちゃくちゃうまい。何と言うか、こー、ほんとどんな声でも、どんなキャラクターでも、しっかりと地に足ついた、見る人の心にまっすぐに届く、でもアニメから浮かない演技をされる、そんな声優さんと言う印象が個人的にはあります。

とにかく低めの声、そして可愛らしい声の中にも、ちょっと掠れたような、なんとも言えないやんちゃっぽい響きが入るのが、最高に好きです。

 

ではでは、2021年度、花守さんが演じてこられたキャラクターの、このアンケート内で人気を集めたのはどのキャラクターなのか。ベスト3のみですが、早速、見てまいりましょう!

 

まず第3位は大人気作品ですね。すでにOVA、そして続編の製作も決定しております!『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳編~』の早坂愛がランクインです。

 

ぽんこつかぐや様(笑)の不器用過ぎる恋愛模様を見守りつつ、時に鋭く厳しい言葉を投げかける早坂ですが、決して出番や台詞数としては多くないと思うんですよね。うん。でもしっかりと役としての印象があると言うのは、やはり花守さんの低音、そして存在感のある演技力が理由ではないでしょうか?

一方でギャルモードになった時の、あの演じ分けと言うのも、さすがの一言です。

 

続いて2位にランクインしたのは・・・花守さんと言えばこの子!と言う方も多いのではないでしょうか。『ゆるキャン△』の各務原なでしこです!去年はトップとのことで、残念ながらV2は逃しましたが、それでも根強い人気ですよね。

 

可愛いですよねぇ、なでしこちゃん。ほーんと、もう何て言うのか、こー、天真爛漫で、ほわほわしてて、純粋で、ちょっとのーんびりしてて。こんな子と友達になれたら、本当に楽しい、癒しの時間が送れることだろうなぁ、と心底、思わせるような女の子だと思います。

花守さんの声にしては、ちょっと高めなのかな?だからこそ、可愛いんだけど可愛すぎない、媚びた感じのない声が本当になでしこちゃんにぴったりだと思うし、そのキャラクター性をのびのびと演じられる演技力も素晴らしいんですよねぇ~。

特に全編通して『1人で楽しむ』と言うことに挑戦したなでしこちゃんの、その心情を表現された丁寧で繊細な演技は、ほんと、胸にぐっ、と来たなぁ。

 

ではでは。そんな大人気作品の主人公から今年、トップを奪ったのはどのキャラクターなのか。栄えある第1位に輝いたのは・・・『トロピカル~ジュ!プリキュア』の涼村さんご(キュアコーラル)でございました!

 

残念!私は見ていないのですが・・・アンケートに寄せられた回答を見る限り、とにかく可愛いとのことで・・・番組HP見たけど、可愛いわ(可愛い)。あと『誰とでもすぐに仲良くなれるタイプ』と言う一文が、なんだかなでしこちゃんを彷彿とさせて『あー、きっと本当に良い子なんだろうなぁ』と想像が膨らみました。

なんだろうなぁ。やっぱり花守さんの『可愛いけど可愛すぎない』『嫌味のない可愛らしさ』『嫌味のない親しみやすさ』を感じさせる声、そうした演技が存分に感じられる女の子なんだろうなぁ~。

 

はい。その他、数々のキャラクターがランクインしているアンケートの全結果はこちらからご覧いただけます。

animeanime.jp

個人的には、花守さんを強烈に意識するきっかけとなった第5位の彼女。すべてを守るために1人で戦い抜いた彼女の演技と言うのは、今、思い出しても、なんかこー、体が震えるような、そんな衝撃があったよなぁ・・・。

全体的にとにかく色々な役がランクインしている、と言う印象なのですが・・・私としては『アクダマドライブ』の弟子がランクインしていないのは解せぬ!

『アクダマドライブ』はほんと、私の中では『もう少し、もう少し話題になってもおかしくはない作品!』なのですが、その中で『弟子』と言う役を演じていらっしゃった花守さんの演技、ほんと、めちゃくちゃ良いんですよ。特に後半の、あの復讐の鬼と化してからの演技は、本当に花守さんの低音、感情を確実に演技に込める、その演技力が存分に生かされていると思うのです。

『アクダマドライブ』見たことない人は、ぜひとも見ておくれ!

 

そしてラストは古川さんですね。古川さんも花守さんと同じく9月29日にお誕生日を迎えられました。古川さん、おめでとうございます!

 

古川さんは、2013年『ゴールデンカムイ』でテレビアニメ初主演を務められてから今の今に至るまで、応援させていただいている声優さんでございます。初主演を務められた声優さんの、その後の活躍っぷりをリアルタイムで追いかけることができると言うのはなんとも嬉しいことなのですが、古川さんに関しては昨今に多い『初主演→即ブレイク』と言うよりかは、少しずつ、少しずつ認知度や出演本数が高まり、増えていき、そして今日のご活躍に至った、と言う印象がとても強い、そんな声優さんです。

あと個人的に古川さんと言えば、やはり歌がめちゃくちゃうまい!そんな声優さんでもあります。何をもって『うまい』とするのかは人それぞれだと思いますが、古川さんの場合、とにかく圧倒的な声量と、歌の世界観を余すことなく表現する、とても雰囲気のある歌声が、特に魅力的な方だと、私は思うのであります。

 

ではでは。2021年度、こちらのアンケートで人気を集めたCV古川さんのキャラクターは誰なのか。ベスト3のみですが、早速、見ていきましょう!

 

まず第3位にランクインしたのは・・・おおっ、私の中ではこの彼が第1位だと予想していましたよ!『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳編~』の主人公、圧倒的天才にして圧倒的恋愛ぽんこつの生徒会長(笑)白銀御行でございました!

そうかそうか、やっぱり去年は彼が第1位だったのですね。ほっほー、これは開始早々、波乱の結果ですね。

 

いやぁ、V2はならなかったものの、良いですよねぇ、白銀会長。クールで優秀な部分と、恋愛ぽんこつな部分とのギャップがたまらなく、それも本当に古川さんの、それぞれの部分をしっかりと演じ分ける演技力があってこそ、だと思います。何よりクールであっても、ぽんこつであっても、白銀会長の人としての優しさがしっかりと感じられるのが、最高に最高(語彙力)

 

続く2位には『ワンパンマン』のサイタマがランクインです。個人的には、古川さんの出世作だと勝手に思っています!去年と同順位と言うことで、安定した強さ、認知度を見せているなぁ。

 

淡々とした、あまり感情を露にすることがないキャラクター故、ともすれば棒読みになってしまいそうなキャラクターだと思うのですが、しかし、そうなっていないところが凄いですよね。

淡々とした喋りの中にも、サイタマと言うキャラクターの味わいみたいなものがしっかりと感じられると言うか。強すぎるヒーローゆえの悲哀や諦念みたいなものが滲んでいて、それがまた周囲のキャラクターとの落差になっていると言うのも面白いところなんですよねぇ。

そしてだからこそ、サイタマが感情を爆発させた時のカッコよさもたまらないものがあります!

 

ではでは、栄えある1位に輝いたのは・・・『憂国のモリアーティ』のシャーロック・ホームズでございました!

おおっ!新タイトルのキャラクターが堂々1位に輝くとは!個人的には驚きましたが(白銀会長が1位だと思い込んでいたのでね)、でも、これだけランキングに新陳代謝が起きていると言うのは、役者さんにとっては嬉しいことだろうなぁ~。

 

てなことで、こちらの作品、残念ながら私は見ていません!はは(汗)。ただ漫画は読んでいたので、キャストが古川さんだと発表された後、脳内アフレコした際には『あー・・・めちゃくちゃぴったりやん』と余裕で再生できたことをご報告しておきます。

古川さん、ちょっと力の抜けた、良い感じにいい加減で、ちょっと気だるげで、それがたまらない色気になっていると言うキャラクター(どんな)を演じられたら、めちゃくちゃはまりますよね。なんかこー、そう言うキャラクターの個性や話し方とかに、古川さんご自身の声がしっかりと負けていないと言うか。うん。ちょっと何言ってるかわかんないけど。

あと本作で、古川さん演じられているホームズの前に立ちはだかるモリアーティを演じられているのが斉藤壮馬さんなのですが。その斉藤さんとの声の質感とか響き、色合いとかの対比を考えても、これまた実に、実に面白いキャスティングだよなぁ、と思うのです。

 

はい。てなことで、アンケートの全結果はこちらからどうぞ。

animeanime.jp

この結果内だけで見ると・・・まずは5位の彼が好き。最初はそんなに好きじゃなかったんですけど(笑)、なんか極のデザインになったのを見てから俄然、好きになって、そこからめちゃくちゃ育成した記憶があります。CV古川さんによる、不器用過ぎる気持ちの表現の仕方が、最高に萌える。好き。

それから7位ですね。顔が良い。好き(好き)。そして何より、アニメでの古川さんの演技が、最高に良かった。本当にアホほど泣いた記憶がある。めちゃくちゃかっこよかった。かっこいい彼の生き様を、見事にそのまま、かっこいいまま演じられていて、だからこそ最高に悲しく、切なかった。

あとは9位の彼も・・・こちらの彼が主人公であるお話も含めて、本作品、番外編も本当にアニメ化して欲しいんだよなぁ・・・。

14位の、アイドルの彼も好き。パフォーマンス時の圧倒的声量。そして可愛い。

あと今、気づいた。

・・・嘘だろ・・・『Dr.STONE』の大樹がランクインしていないだと・・・!

 

そんなこんなで本日は内田さん、花守さん、古川さんのお三方のアンケート結果を見てまいりました。改めてにはなりますが、お誕生日、おめでとうございます!

 

今後もその演技を目に、耳にする機会は多いお三方。まず内田さんは、早くも来年放送予定の作品、2作品への出演が発表されています。個人的には『オリエント』が楽しみだなぁ~。

それから花守さんは、何と言っても秋クール『ブルーピリオド』の鮎川龍二が楽しみ過ぎて楽しみ過ぎて・・・あぁ、ドキドキする。

そして古川さんは、秋クール、どうも吸血鬼関連キャラクターが多いような気が(笑)。しかしそちらの2作品、テイストが全く異なる作品ですので、それぞれでの古川さんの演技も、本当に楽しみです!

 

お三方とも、これからのご活躍も楽しみにしております!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!